あわせて読みたい
韓国国歌に野次、レーザーテロ…中国サポーターの行為を韓国教授がFIFAに告発 ネット「スポーツ精神を教育する必要がある」
韓国代表は21日にアウェーで行われた北中米ワールドカップ・アジア2次予選第2戦で中国代表を3‐0で破った。試合後、一部の韓国メディアは「韓国の国歌斉唱時、中国の観客からブーイングが起きた」「プレー中、ソン・フンミン(トッテナム)やイ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)にレーザー光線が照射される事態も発生した」「トッテナムのユニホームを着て応援していたファンは、中国のファンともみ合いになった」などと報じ、「中国は実力もマナーも負けた」と猛批判していた。
徐教授は24日、自身のSNSで「国歌斉唱中のブーイングは国際試合に対する基本的な礼儀を無視した明らかな過ち」「選手に向けたレーザー照射は試合を妨害するためのあってはならない行為」などと批判した。
さらに「太極旗(韓国の国旗)を持った韓国の応援団に対しひどい悪口を言うなど非紳士的な行為が試合中ずっと見られた」とし、「こうした行為は絶対に繰り返されてはならない」と書き込んだ。
徐教授はFIFAへの告発メールでも「相手国の国歌演奏時に野次を飛ばす、相手国の選手に対するレーザーテロ、相手国の応援団に対するひどい悪口などはFIFAの精神に反する明らかな過ちだ」と指摘し、「中国サッカー協会に強く抗議し、再発しないよう措置を取ってほしい」と求めたという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「試合を見ていて本当に腹が立った。徐教授、ありがとうございます」「中国はサッカー以外のスポーツでもマナーのない行為が目立つ。教授が抗議してくれて少し気が晴れた」「スポーツ精神とは何かについての教育からする必要がありそうだ」などの声が上がっている。
その他「韓国のサッカー協会は何をしているのか」「政府やサッカー協会がするべきことを…」「選手たちを守れるのはわれわれだけ。その先頭に徐教授がいてくれてとても心強い」「抗議しただけで変わるか?それで変わるような人たちならとっくに変わっている」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本)