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【Money1】 「韓国の誠意を見せろ」は「金を出せ」である。
Money1でもご紹介したとおり、先の第三者弁済の実行は本質的な問題解決ではありません。
韓国・尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領と日本・岸田文雄による「本質の糊塗」です。
そのツケがもう現れたのです。しかも尹錫悦(ユン・ソギョル)政権から左派・進歩系政権に変わったわけではないのに――です。
韓国メディア『東亜日報』に興味深い記事が出ています。
巷間いわれている「政権が変わったら日韓関係が再び悪化する」という件についての記事ですが、韓国式愛国心に満ちています。
以下に記事の一部を引用します。
(前略)
ー中略ー
日本は「過去の歴史に対する痛切な反省と謝罪」を明文化した1998年の「金大中・小渕宣言」を継承する努力でもしなければならない。
賠償面では、被告企業である『三菱重工』と『日本製紙』が財団にお金を出すのが難しいなら、
「未来パートナーシップ基金」でも誠意を示すべきだ。この基金の拠出額も大幅に増やすべきだ。
これが最低限の誠意だ。
日韓関係に関して日本が不安なら韓国は不満だ。「韓国の政権交代リスク」が不安なら、
誠意ある措置が先だということを日本政府は再認識すべきだ。
⇒参照・引用元:『東亜日報』https://www.donga.com/news/Opinion/article/all/20231123/122328097/1?ref=main
またぞろ「謝罪と誠意」ですが、おかしな主張をしています。
そもそも「未来パートナーシップ基金」は、日韓の友好的未来のためにお金を拠出しましょう――というものであって、
『三菱重工』など韓国によって不当に被告にされた企業による賠償金ではありません。
にも関わらず、それを「増額しろ」「それが最低限の誠意だ」などと述べています。筋違いも甚だしいです。
『ダウンタウン』の松本人志さんが、『北の国から』のセリフを引いて「キミはさっきから誠意、誠意と言っている。誠意って何かね?」
とボケることがありますが――「韓国はさっきから誠意、誠意と言っている。誠意って何かね?」です。
答えは「お金」です。
在日朝鮮人三世(日本に帰化されました)の金田正二先生が有名ブログ『在日朝鮮人から見た韓国の新聞』で
以下のように書いていらっしゃいます。「『誠意』と『성의(誠意)』の違い」というエントリーです。一部を以下に引用します。
(前略)
日本では『私利・私欲を離れて、正直に熱心に事にあたる心。まごころ。
「誠意のこもった贈り物」「誠意を示す」「誠心誠意」』(デジタル大辞泉より)、という意味で「誠意」という言葉が用いられます。
それに対して南朝鮮ではどうかと言うと、向こうのwikiから「성의(誠意)」についてチョット引用を。
・誠意:정성스러운 뜻이라는 의미를 지니고 있으며 보통 “성의를 보이시오!”라고 하면 뇌물,촌지 등을 의미하는 경우가 많다.
・誠意:丁寧な応対という意味を持つが、一般に「誠意を見せてください!」と言うときには、賄賂や寸志などを意味する場合が多い。
日本でもあらぬ人たちが「誠意を見せろや、ゴラァ!」と言いますが、実はアレ、私たち発祥の言葉。
何せ、元々「誠意」は金を要求するときの言葉として使われていたのです。
ですから、2011年の外交部の「誠意」発言も日本に対して「金を出せ」という意味です。
ですが、安倍首相の「誠意」は金品を要求したものではない。
ですが、南朝鮮人は金品要求に聞こえる。だから「10億円返金」論争が高まってしまうのです。
(後略)
⇒参照・引用元:『在日朝鮮人から見た韓国の新聞』「『誠意』と『성의(誠意)』の違い」
http://blog.livedoor.jp/kanedashoji70/archives/68393340.html
2017年01月のエントリーですが、金田先生の指摘は正鵠を射ているでしょう。韓国が誠意、誠意と言っているときは「金を出せ」に他なりません。
しかし、日本はいわゆる「慰安婦問題」についても本来、一切お金を出す必要がありません。
1965年の日韓請求権協定において、日本の朝鮮半島に対する債務は全て精算された――からです。
(吉田ハンチング@dcp)
2023.11.24
https://money1.jp/archives/116949