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『H×H』結末3パターン用意で衝撃の声 作者死去で未完想定も別に用意「今年一番の大ニュース!」
テレビ朝日で21日深夜、トークバラエティー番組『イワクラと吉住の番組』が放送された。前回に引き続き、人気漫画『HUNTER×HUNTER』(ハンター×ハンター)が特集され、作者・冨樫義博氏からの手紙が読み上げられた。未完のまま冨樫氏が亡くなった場合の結末となるDパターンが世界初公開されると、ネット上では「今年一番の大ニュース!」「Dパターンでも十分面白い」「最後まで走りきってくれ先生」と驚きと歓喜の声があがっている。
【動画】結末はゴンVSキルア? 公開中の『H×H』×櫻坂46のコラボMV
番組では今回、MCやゲストが愛している商品やコンテンツの“中の人”に手紙で質問を送り、その返事を紹介する企画「拝啓、中の人」を実施。『H×H』の大ファンであるゲストの元櫻坂46メンバー・関有美子とKis-My-Ft2の宮田俊哉、トンツカタンの森本が出演し、蛙亭イワクラと吉住とともにトークを展開した。
ライブに足を運ぶなど櫻坂46の大ファンである冨樫氏。漫画『HUNTER×HUNTER』(冨樫義博)×「Start over!」(櫻坂46)による漫画原画と楽曲のコラボMVが公開されるなど繋がりが深い。
今回、関は手紙で「結末は決まっていますか?」という質問をしたそうで、これに冨樫氏は長文の手紙で返事し読み上げられた。以下、冨樫氏からの手紙全文となる。
大まかにはA・B・C、3パターンの終わり方を用意しています。読者の反応を、賛否の比率で想定した時にAは賛が8否が2(評価が高いという意味ではなく、私的には無難な展開で批判票が集まりにくいだろうとの読みです)。Bは賛否が拮抗し、Cは賛が1で否が9くらいではないかと予想しています。
否が圧倒的なCをなぜ残しているかというと、それが一番私の好みだからです。ただ基本的にはこの3パターンのどれも選ばず済むくらい、面白い結末を考えつくるのが理想であり目標です。参考までに3つの候補から漏れたDパターンを開示しておきますので、未完のまま私が死んだらこれが結末だったということでご容赦いただけますと幸いです。
(結末Dパターンは) 池のほとりで釣り竿を握り微動だにしない少女。突然竿が大きくしなり、少女が叫ぶ。彼女の名前はギン。ギン「来た来た来たァァ!!」池の主を担ぎ、得意気にギンは1人の女性の前に立ち言い放つ。ギン「約束通り主を釣ったよ!!お母さん!!」さらに女性に近づき小さな声でギンは続ける。「これでもう二度と私にハンターになれとか言わないでしょ…!」仕方なくうなずく女性。ギンは主を担ぎながら去って行く。
母親「主を釣り上げることで狩猟(ハント)に目覚めてくれると思ったんだけど…ねぇ?」女性が隣の夫に同意を求める。父親「島から一生出ないで店を継ぐ…。それが現在(いま)のギンの希望なんだ。尊重してやろうよ」。女性はまだ不満気だ。母親「まぁ、途中で気が変わるかも知れないしね。全くあなたもギンに何でそんなに…って、そりゃミト大ばあばとノウコばばの血筋よねェ…。」どうやらミトとノウコが血縁関係にないことを女性は知らないらしい。夫は静かにほほ笑む。あきらめきれず、女性は続ける。
母親「でも!ゴンじいは有名なハンターだったんだし…!あの娘(コ)だっていつかはきっと島を」 ギン「出ないからねッッ!!」姿すら見えなくなった森の奥から、両親のやりとりが聞こえるはずもないのに叫び返す娘。父親は楽しそうにつぶやく。父親「お見通しだね」
場面が変わり、ミトのころから続くお店。主はきれいにさばかれ全ての部位が下ごしらえされている。作業をしながらギンの独白。ギン(お母さんはわかっていない…)(じいがハンター時代の思い出を楽しそうに話す時、大ばぁばがさり気なく席を外していること)(ノウコばばの相槌が全て誰かからの伝言で、ばばがじじのそばにいられなかった寂しさを控えめに滲ませていること)包丁を持つ手でまな板を強くたたく。(私はまっぴらだ!!)(誰かの帰りを何ヶ月も何年も心が締め付けられる想いをしながら待つのも!!自分が誰かを待たせるのも!!)(私は…)
扉が開く音。のんびりとした穏やかな声が響く。小太りの少年が植物を抱え入ってくる。少年「山菜とったよ~♪ おおっすげ~本当に主を釣ったんだ!」「よ~し島民全員にふるまおうぜっっ」
ギン(私はずっと…ずっと一緒にいたい人と) 少年「皆の喜ぶ顔が目に浮かぶぅ♪」「さあ、始めよ~♪」 ギン(ずっと一緒にいる!!)「うんっっ!!」満面の笑顔で料理を作る2人。
島から一羽の鳥が飛び立つ。大空を鳥が舞う。鳥の下にはどこかの街。様々な人々。誰かの息子、誰かの娘、誰かの孫が色々な場所で暮らし、誰かと笑顔で交している。それはあのキャラの子どもや、あのキャラの孫かも知れない。鳥が空の彼方へ飛び去る。それを見送っている誰かの後ろ姿。 完
■『HUNTER×HUNTER』作品概要
1998年に連載がスタートした『HUNTER×HUNTER』は、主人公の少年ゴンが、親友キルアら仲間たちと旅に出る冒険ファンタジー。現在、未開の大陸への渡航を目指す船の中で、クラピカや幻影旅団のメンバーなど各キャラクターたちの思惑がぶつかり合う「暗黒大陸編」(王位継承編)が描かれており、2022年10月24日に3年11ヶ月ぶりに第391話から連載をスタートさせていたが、2022年12月26日発売号の『週刊少年ジャンプ』にて掲載された第400話を最後に週刊連載が終了。
第400話が掲載された2022年12月26日発売号の『週刊少年ジャンプ』では、編集部より「『HUNTER×HUNTER』No.401以降の掲載につきまして、冨樫先生の体調などを鑑み、先生と編集部とで相談をした結果、今後は週刊連載ではない掲載形態で皆様にお届けすることになりました」と説明。
続けて「冨樫先生は以降の物語の執筆を続けておりますし、編集部も引き続き『HUNTER×HUNTER』の完結まで、先生のサポートを継続していきます」とし、「具体的な掲載時期・掲載方法につきましては、今後の週刊少年ジャンプ本誌にてお知らせします。今後とも『HUNTER×HUNTER』をどうぞよろしくお願いします」と伝えており、今後の掲載形態について注目が集まっている。
<このニュースへのネットの反応>
そうか、それがHxHの最終回になるのか。10年前からちゃんと終わることに期待していないからそれでいいよ
どうせ冨樫が*だ後も似た絵柄の作画担当が連載続けるんだろ、知ってるよ
ABCDで4話は掲載できるな
少年漫画はね…読者が少年のうちに終わるのが最良だと思うんだ… 何で俺がガキンチョだった頃にやってたワンピースやハンターハンターが未だに終わってないんすかね? 小学1年生が高校3年生になるまでには終わらせてくれよ。
少なくとも衝撃なんてないな。こうやって風呂敷広げるのはいつもの冨樫だし。D案は作者本人にしか意味分からんし、こんな作文してる時間あったらネーム進めるか腰痛に対策しろといいたい。カネあるんだから手術でいくらでも治療できるはずだし、腰に負担のかからない作業環境だってオーダーすりゃ手に入るはず。怠け癖を治療する方法がないだけで。
これは終わり方というか終わった後の話じゃね読者が知りたいのは暗黒大陸編の終わり方や
話の構想が決まってるなら続き描いて欲しいのは諦めつつもみんな思っているよ。やっぱり作画別に付いてもらってネームのみとか原作サイドに回った方が読者は幸せな気がするよ。似せた絵で描ける人はいっぱい増えちゃったしな。うちが1巻買ったのももう20年以上前だし終わりというか続きを読みたいよ。幽遊の時みたいな投げやりな終わりじゃないやつね。
こんなこと(最終回構想発表)しなきゃならんくらい完結に期待持たれてないってことじゃないの?
漫画や小説ってのは形として世に出なければ意味がないんですよ。
暗黒大陸編で亡く成ったら突然最終回としてD展開で締めるのか。幽白の魔界統一編も幽助の単純な喧嘩好きに影響されて各陣熱戦から突然最終回の日常風景だったからな。
不謹慎だけどタイトルでついに*だんかと思ったわ
長編作者はもうプロットだけ延々話して、普段議事録とか取ってる人に早打ちタイピングで記録取っておいてもらった方がいいんでは。ベルセルクの一件もあるし。あれも雑談プロットで続けていけるか否か、みたいな感じだし。
それでも集英社が1社でやってくれてるだけでも消費者側にはまだいいんですよ、超人ロックの散逸はすごいんですよ
H×Hは蟻編終わって親父と再会して終了で良かったと思う。
ぶっちゃけハンターがジャンプに載ってても読んでない。やってることがややこしすぎる上に間が空きすぎてるから単行本読まんと理解できない。理解するために単行本読んでまた休載の繰り返しに付き合えるほど面白くもない。だからもういまやってるエピソードがちゃんと完結したら単行本でまとめて読むことにした
昔は新鮮だった。今はもう惰性で読んでる人以外ほぼ周りにいない とある魔術と同じ 若い子には若い子のこういう系があるから、新規も増えていない。 新人のクリエーターを大事にしてほしいと思う反面、いくら稼げる人で病気もちでも度が過ぎた厚遇は淀みを産むと思い知らされる作品のひとつだわ
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