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イチロー氏 フリー打撃で「校舎の窓ガラス」を破壊…指導で訪れた高校で
マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏(50)が4、5日の2日間にわたり、旭川東(北海道)で選手指導を行った。
イチロー氏が高校生を指導するのは、20年の智弁和歌山、21年の国学院久我山、千葉明徳、高松商、22年の都新宿、富士高に続き7校目。
古巣・オリックスと阪神が対戦した日本シリーズに配慮したいという意向により、6日に指導したことが公表された。
同校は、過去10度も北北海道大会の決勝に進みながら甲子園には届かず、昨夏53年ぶり11度目の決勝進出を果たすも再び敗退。
2021年の大みそかに旭川東高の関係者から「悲願を叶えたい」との指導を依頼を受けたといい、「悲願を叶え未来の礎となるきっかけを残せたら」と訪問を決めたという。
初日から選手に交じってプレーしながら、アドバイス。打撃練習では選手がケージを取り囲む中でフリー打撃も披露した。
グラウンドは右翼95mで、高さ約8メートルの防球ネットが設置されており、すぐ奥に4階建ての校舎が建つ。
まず、27球中23スイングし、うち2球がネットを超えて校舎へ飛んだ。1球は窓を直撃、もう1球は窓の間の壁に当たり
「大丈夫?もし割っても。割ったら終わるわ笑。目的変わってきた」と苦笑。「引っ張るのって難しい。正しく引っ張るのは。最終的に(右翼)ポール際が切れない打球、
その形が僕の中でいい形。そこを目指している。(左脇を)締めて引っ張る。ヘッドが走るために(開くのを)我慢して走らせる」と打撃での心得を口にした。
さらに30球中27スイング。7球目で校舎を超え、大歓声が挙がった。「もうちょっと見たい?なかなか超えない?
(絶対超えないです)もうちょい見たい?おじさん疲れるからさ笑」。15球目にも校舎超えし、選手からは「えぐい」の声が挙がった。
高い飛球も多く
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2023/11/06/kiji/20231106s00001002518000c.html