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旧ジャニーズ枠が空いたわりには新鮮味に欠けるNHK紅白の「追加サプライズ」
大みそか放送の「第74回NHK紅白歌合戦」の出場者が発表されたのは11月13日。故・ジャニー喜多川氏の性加害問題で揺れる旧ジャニーズ事務所の所属タレントは出場ゼロで、初出場は紅組5組、白組8組の計13組だった。
毎年、出場者の顔ぶれが話題になる紅白だが、今年で6回目の出場を果たし、もはや常連化してきた純烈のリーダー・酒井圭一が先ごろ放送の「せやねん!」(MBS毎日放送)にVTR出演。紅白の裏側を語っていた。
本番中、舞台袖で他の出演者の歌を聴いたりできる? との質問には、
「舞台袖に行ったらめちゃ怒られると思う。歌った人のセットが一気にハケてくる。それを片付けたら次の人のセットを用意してバーンバーンバーンみたいな、とんでもないことになっている。紙吹雪のときなんか『はい純烈が終わりました』、司会者がバッと映っている間に、ダスキン持ったスタッフがグワーッって100人ぐらいステージを」
と回答。さらに純烈が目撃した大物たちの意外な一面を聞かれると、
「意外な交流があるんやなと。aikoさん、椎名林檎さん、石川さゆりさん、MISIAさんとか、そういう人たちが集まってしゃべっている。意外と歌姫バチバチというのはまったくない。超うまい同士がめっちゃしゃべっている。オリンピック的な雰囲気なんですよ」と話した。
今年の紅白出場者の顔ぶれを見ると、旧ジャニーズ枠が空いた割には、新鮮味が乏しく、今後、追加サプライズが期待されている。
「今年は谷村新司さんや坂本龍一さんなど、亡くなった有名ミュージシャンが多かったので追悼コーナーが予想されています。あとは、キャンディーズ以来46年ぶりに出場する伊藤蘭と、現在、朝ドラに出演中の娘の趣里との親子共演、司会の有吉弘行と藤井フミヤのコラボが期待されています。かつて有吉が活動したお笑いコンビ・猿岩石がヒットさせた『白い雲のように』は、藤井が作詞を担当していますからね」(芸能ライター)
意外な追加出場者で、舞台裏も盛り上がって欲しいものだ。
(鈴木十朗)
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