【東京新聞】バラエティー番組で露出が増えた自衛隊 この状況、危うい

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【東京新聞】バラエティー番組で露出が増えた自衛隊 この状況、危うい

1: 動物園φ ★ 2023/11/20(月) 12:01:57.58 ID:a7Grps4i
2023年11月19日 17時00分

最近、自衛隊を取り上げるバラエティー番組が目立つ。中にはミサイルを撃つ想定の訓練や、戦闘機にタレントを乗せる演出も。テレビ局は迫力ある映像がとれ、隊員募集に悩む自衛隊もPRできるとなれば「ウィンウィン」かもしれないが、扱うのは武器だ。世界で戦争が続く中、軍備増強を図る政権と足並みをそろえ、無批判に伝える演出は危うくないか。(石原真樹、奥野斐、安藤恭子)

◆ミサイル艇に乗り込み、速射砲の作動に「すげえ!」

9月29日放映の日本テレビ系「沸騰ワード10」。迷彩服姿のタレント、カズレーザーさんが「海上自衛隊舞鶴基地に潜入!」の触れ込みで登場し、海自最速というミサイル艇「うみたか」に乗り込んだ。「日本海側では撃てない」という射程100キロ以上の国産ミサイル「SSM-1B」の説明を受け、速射砲の作動に「すげえ!」と喜んだ。

テレビ初公開の「対水上打撃戦訓練」も隊員らと体験。P3C哨戒機と連携して不審船を敵と判断し「水上戦闘」のかけ声で船を加速。ミサイルを撃つ実画像を間に交え「目標撃沈」と伝える訓練を紹介した。

◆子どもたちも「すごい」「かっこいい」になるかも

「人を殺すことにつながる戦闘機や艦船を説明なく見せられ、子どもたちは『すごい』『かっこいい』となるのでしょうか」。小学生と保育園の子ども2人がいる演劇家の鯨エマさん(50)=東京都奥多摩町=は、こうした「自衛隊バラエティー」番組を目にしてがくぜんとした。

自衛隊の情報は開示すべきだと思うが、感謝を口にするスタジオのタレントの表情、大げさな字幕、ナレーションの抑揚といった演出が全て単一的に見えるという。「自由なはずの私たちの思考が、番組がつくる同じレールに乗せられていく怖さがある」と受け止める。(中略)

◆「報酬のやりとりはない」というけど利益供与では?
(中略)

◆「装備・訓練」「自衛隊メシ」「体験入隊」

(中略)中国に対抗する陸自部隊の「南西シフト」の最前線にある沖縄・石垣駐屯地も5月に特集された。「バラエティーでの広報が、安全保障の一環として組み込まれているのに、メディア側も協力して異論無い。『兵隊さんよありがとう』の軍歌は、新聞社が募った。戦時中の軍事思想の涵養(かんよう)と同じ」。早川さんは危ぶむ。(中略)

◆好感度は高くても定員割れが常態化
(中略)

◆「バラエティーをやるなら報道としても指摘を」
(中略)

◆デスクメモ

17日の日テレ「沸騰ワード10」でもカズレーザーさんが出演し「伝説の戦車の中に潜入」とやっていた。御用番組・芸人の様相を呈している。戦時中、日本のメディアは軍のプロパガンダに加担した。その反省も、他国で今、血を流す市民への想像力も欠けている。この状況、危うい。(北)

東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/290924


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