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引退宣言の朝倉未来は “死に場所” を探していたのか? 試合前に語っていた「視聴者の勘違い」への嫌悪感
果たして、朝倉未来は本当にこのまま引退するのか。それとも頭の冷却期間と心身の回復期間を経てリングに戻ってくるのか。その答えは朝倉自身もまだ見つけていないかもしれないが、今回のYA-MAN戦に向けたインタビューで、彼は「引退」を口にしていた。その発言を振り返りながら、“朝倉未来という存在感”に対してどう考えているのかを改めて考える。
■「自由にやりたい」朝倉未来を不自由にする“勘違いした視聴者の声”
朝倉はYA-MANとの対戦発表会見で、「最近、視聴者と有名人の距離が近いというか、勘違いしているのか分からないけれど、視聴者が有名人を自分の意見寄りにしたがっている。『YA-MANとの試合は受けない方がいい』とか。そんなの決めるのは俺じゃないですか。そこに反する意味でも受けました」と、試合を否定する声があるからこそ逆にYA-MANとの試合を受けたと語った。
会見直後、ORICON NEWSの単独インタビューでこの発言について詳しく聞くと、朝倉は次のように考えを明かした。
「ファンと有名人の距離が近くなって、有名人を自分の意見でコントロールしたがる人が増えたと最近すごく感じていて。『YA-MANとの試合を受けないでください』とか、『大みそかの試合に出てください』とか、YouTubeでも『この人とのコラボを見たくなかった』とか。だったらお前が戦えよ、お前は見るなよって話で。主人公はいつでもこっちだし、自分の生き方をしてきたからこそ俺のことを好きになってくれる人も多いと思うんです。だけど、いつしか視聴者が勘違いし始めて、自分の意見でコントロールしたいって人がすごく増えて、そういうのは良くないなと」