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掛布雅之氏、かつてに比べ甲子園の雰囲気「優しくなった」 現役時代に味わった殺気立つファンの仕打ち回想
掛布氏は今季、阪神がリーグ優勝を決めた試合で解説を担当。「やっぱり阪神ファンの方の1年間のチームに対する声援に、選手は相当喜んでると思います」と熱狂的な阪神ファンの存在が勝利を後押ししたと指摘。「われわれの時代と違って、球場が優しくなりました。殺気立ってません。僕らの時はちょっと、殺気立ってた」と語った。
「もう…応援ボイコットがあったりとか、“こら~っ!”とか、車がズタズタになったりとか…」と回想。「え~、マジですか」と驚く浜田に、「ほんとですよ。サイドミラー折られたり」と明かした。
浜田が「好きすぎたらそこまでいくんですかね」と言うと、「そうなんですよね」と相づち。「今は女性のファンもすごく増えましたし、球場の雰囲気が優しいんでね。僕もこの時代にやりたかったな」と言って、笑わせた。
ファンの厳しい仕打ちの中でも、最もつらかったのが応援ボイコットだったという。「“4番サード、掛布”(のアナウンス)で僕が打席に入ったらシーーーンってなるの。シーーーンって音が聞こえるような静けさ」」と表現した。
「他の選手は応援するのに?何を悪いことしたしたんですか…よっぽど打たんかったんでしょ」と浜田に言われ、大笑い。「打たないって言っても、2割8分以上は常に打ってるんですよ。ホームランも30本ぐらいは」と釈明。「ミスタータイガースは、それじゃ許されないんですよ」と言われ、「ありがと」と満足げだった。
11/19(日) 19:44 スポニチ
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