あわせて読みたい
朝倉未来 YouTubeチャンネルで「これで引退ですね」「客観的に見て明らかに中途半端」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce3defb7d4aff48d0138694800f282eea1141c80
「FIGHT CLUB」(19日、会場非公開)
総合格闘家の朝倉未来(31)が自身初のキックルールでの試合で、初代RISE王者で大会プロデューサーのYA-MAN(27)と対戦したが、1回1分17秒で衝撃のKO負けに終わった。試合後、自身のYouTubeチャンネルを更新。試合後、2、3時間を経過しての撮影とみられ「記憶がない状態」と明かした。
その上で「これで引退ですね」とSNSで発信していた考えを改めて明言。「第3者視点でここまで記憶なくしたのは初めて。終わりですね格闘家として。寝技でやられて、次打撃でやられたわけでしょ。中途半端ですよね」と語った。
「客観的に見て明らかに中途半端だし、率直な感想としては引退ですね。RIZINにお世話になったんで、試合した方がいいかな」とも語った朝倉。「RIZINでも変わったし、アウトサイダーでも変わった。格闘技の良さを伝える手助けはしているけど、引退ですね。朝倉未来の役割が残されているかわからないけど、ありがとうございました」とファンに感謝した。
朝倉は7月のRIZINでのフェザー級王座戦でケラモフに敗れて以来、4カ月ぶりの復帰戦となったが、慣れないキックルールで、しかも薄いオープンフィンガーグローブでの打撃戦に沈んだ。第1ラウンド序盤、大振りが目立つ朝倉に対し、コンパクトに打撃をまとめてくるYA-MANがペースを掌握。1分過ぎにコーナーに追い詰められて強烈な右ストレートを浴びると、前のめりに崩れ落ちてダウン。フラフラの状態で1度は何とか立ち上がったが、その後もラッシュを浴びてリングに沈んだ。
衝撃的なKO負けを喫した朝倉はコーナーに座り、ぼうぜんとした表情を浮かべた。リングを引きあげようと立ち上がった時にもふらついており、ダメージの深刻さを物語った。試合後の取材対応はなく、主催者は病院には行っていないものの、脳振とうがひどい状況だと説明していた。