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新島誕生、西之島噴火から20日で10年 標高250m、海は茶、緑に
1: 守護地頭 ★ 2023/11/15(水) 08:46:40.79 ID:8a4IRbeF9
2013年に小笠原諸島の西之島(東京都小笠原村)に新島を誕生させた噴火から20日で10年を迎える。島は現在も断続的に噴火を繰り返しながら成長を続けている。10月下旬に毎日新聞社機で上空を訪れると、標高約250メートルまで大きくなった姿が太平洋上にあった。
島からは火山活動に伴う変色水が出て、海水を茶色や緑色に染めていた。火口から局所的な噴気があるが、島全体としては上陸できそうなほどに落ち着いていた。
航空取材に同乗した東京大地震研究所の前野深准教授(火山地質学)によると、島の面積は爆発的噴火のあった20年8月以降、約4・4平方キロでほぼ変わらない。噴火前の旧西之島(0・25平方キロ)の20倍近くになった。前野さんは「噴気が少なく穏やかな様子だが、濃い変色水が出ており、まだまだ活発な状況といえる。波の浸食を免れて火山島が成長し始める初期の姿を見られる貴重な島だ」と話した。【山口智】
最終更新 11/15 07:06 毎日新聞