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1400年前の磨崖仏に地元住民が勝手に色塗る、「腹立つけど見ると笑っちゃう」の声―中国
中国・四川省巴中市で発見された1400年以上前の磨崖仏(崖や岩の表面に刻出された仏像)に地元住民が勝手に色を塗り、物議を醸している。写真は塗られる前。
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中国・四川省巴中市で発見された1400年以上前の磨崖仏(崖や岩の表面に刻出された仏像)に地元住民が勝手に色を塗り、物議を醸している。中国メディアの観察者網が伝えた。
報道によると、この磨崖仏は同市南江県で2021年に発見されたもので、北魏末期に刻出されたものとみられている。
今月6日、地元の一部住民が「お礼参り」との名目で磨崖仏に色を塗った。現場には囲いがされ、監視カメラが設置されていたが、奥地にあったため制止は間に合わなかったという。
現地当局は15日、事件発生後に直ちに2次被害を防ぐための追加の保護措置を取ったと説明し、公安機関が本件について調査を行っていると明かした。
ネットユーザーからは「無知すぎる」「この世には愚か者が本当に多いんだな」「学がないって本当に恐ろしい」との声が上がる一方、
「腹が立つけど見ると笑っちゃう」「ちょっと萌(も)える」「なかなかおめでたい色に塗ったもんだ」「これは笑うわ」などと面白がる声も。
また、「発見から2年たっているのに収納しなかったのは誰の責任なのか」「最初から重視していればこんなことにならなかった」「この行政効率よ」などのコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)
※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。