生理は公立高校入試の追試対象か?…対応割れた47都道府県の回答

生理は公立高校入試の追試対象か?…対応割れた47都道府県の回答

生理は公立高校入試の追試対象か?…対応割れた47都道府県の回答

1 守護地頭 ★ :2023/11/06(月) 18:00:38.89

https://mainichi.jp/articles/20231104/k00/00m/040/160000c

 誰もが万全の準備で臨みたい受験。だが、その日に重い生理痛で具合が悪くなったら、追試は認められるのだろうか――。

 公立高校入試の受験日と月経(生理)が重なった女子生徒への対応について、毎日新聞が全都道府県にアンケートを実施したところ、約3割の15道府県が生理に伴う体調不良が「追試」の対象になると回答した。一方で、対象かどうかに関わらず、具体的な対応が定まらない現状が浮かび上がった。【田中裕之、宮川佐知子】

 追試は病気や事故などで入試を受けられなくなった受験生に、別途実施される試験。毎日新聞は2023年9月、全都道府県の教育委員会に対し、公立高校入試の追試の対象に、生理によって体調が優れなくなる「月経困難症」や「月経前症候群」(PMS)が含まれるかどうかを尋ねた。

 生理は女性特有の障壁で、体調不良は個人差があるが、重い症状の女子生徒は他の受験生に比べて不利になる可能性がある。

 公立高校の入試で、生理による体調不良が追試の「対象になる」と答えたのは、北海道▽青森▽秋田▽山形▽茨城▽新潟▽山梨▽岐阜▽愛知▽三重▽京都▽和歌山▽徳島▽佐賀▽長崎の15道府県だった。

 一方で「対象にならない」と答えたのは、栃木▽群馬▽千葉▽長野▽大阪▽兵庫▽岡山▽広島▽大分▽宮崎▽沖縄の11府県。

 態度を明確にしない「その他」の回答は、岩手▽宮城▽福島▽埼玉▽東京▽神奈川▽富山▽石川▽福井▽静岡▽滋賀▽奈良▽鳥取▽島根▽山口▽香川▽愛媛▽高知▽福岡▽熊本▽鹿児島の21都県で、さらに記述式で考え方を聞いた。追試を認める余地を示す回答もあったが、曖昧な内容が目立った。

診断書提出で追試を認めるケースも
 ただ、追試を認める15道府県も基準が明確なわけではない。

 過去5年以内に、生理に伴う体調不良による追試を実際に行ったのは京都府だけだった。担当者は「受験当日の午後4時までに生徒に診断書を提出してもらい追試を認めた」と説明した。

 追試の受験資格を尋ねたところ、体調不良を証明する医師の診断書などの提出を明記したのは、岐阜▽京都▽佐賀の3府県だった。

 他の道県は「やむを得ない理由」などと曖昧な基準が多く、生理周期の女子生徒のうちどのようなケースが該当するかは判然としなかった。

11/6 17:34

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