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ACL・グループJ第4節 浦和はGL全勝の浦項から先制成功も…ハンドPK献上で同点、レッドで数的不利、後半ATの痛恨失点でACL2勝目ならず
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は8日、東地区グループリーグの第4節を行った。J組では浦和レッズが浦項スティーラーズと対戦し、1-2で敗戦。前半36分にFWホセ・カンテのゴールで先制したが、後半20分にPKで失点。さらに後半アディショナルタイムに逆転ゴールを決められた。
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ホームで開催した前節で、浦和は浦項に0-2で完敗。1勝1敗1分で勝ち点4のグループ2位となっており、グループ突破のためにも勝利がほしい。今月4日のルヴァンカップ決勝ではアビスパ福岡に1-2で敗れただけでなく、DF酒井宏樹の負傷やDFアレクサンダー・ショルツの離脱も伝えられる。現状メンバーで総力戦に臨んだ。
序盤から攻勢を強めた浦和は、前半36分に均衡を破る。DF荻原拓也のボールカットからMF小泉佳穂がボールをキープ。左サイドへのロングボールにMFエカニット・パンヤが反応し、グラウンダーで折り返す。最後はカンテが左足を振り抜き、ゴール右隅に決め切った。
シュート数は互角も、浦和は浦項に枠内へは打たせず、決定機を作らせない。前半はそのまま1-0で折り返した。
浦和は後半に入ると、浦項に駒かいパスで崩される場面も目立っていく。それでもDF岩波拓也とDFマリウス・ホイブラーテンのコンビがピンチを防ぐ。だが、後半18分にピンチを迎える。相手のクロスが、ホイブラーテンの手に当たり、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入。主審がモニターで確認し、浦項にPKを与えた。
後半20分、浦項のキッカーはFWゼカ。ゆっくりとゴール左隅を狙ったシュートをGK西川周作は止められず。1-1と試合は振り出しに戻った。直後には2枚替えを敢行。MF安居海渡とエカニットが下がり、FWブライアン・リンセンとFW高橋利樹が入った。
しかし、浦和はさらに劣勢に陥る。後半27分にはDF明本考浩のタックルにイエローカードが出されると、VARのチェックで危険行為とみなされてレッドカードに変更。残り時間を数的不利で戦うことになった。同32分には小泉が下がり、DF大畑歩夢が出場。40分にはカンテに代えてFW興梠慎三がピッチに入った。
激しい試合展開の中、後半アディショナルタイムに再びスコアが動く。浦項は波状攻撃から途中出場FWキム・インソンがゴールに押し込み、逆転ゴールとした。
終了間際にはマチェイ・スコルジャ監督が退席処分となった。試合はそのまま終了し、1-2で逆転負け。先制に成功したが、勝ち点を持ち帰ることができなかった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0978493cba0948920f2d60c5f86cc95aa581abe
浦項 2-1 浦和
[得点者]
36’ホセ カンテ (浦和)
66’ゼカ (浦和)
90+4’キム インソン (浦和)
スタジアム:浦項スティールヤード
https://www.jleague.jp/match/acl/2023/110807/live/#live
ACLグループ順位表
https://www.jleague.jp/standings/acl/