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第55回全日本大学駅伝 駒澤大が完全Vで4連覇!史上初“2年連続三冠”に王手、残すは箱根駅伝のみ 早稲田5年ぶりシード権逃す
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2023年11月5日(日) 14:06
■第55回秩父宮賜杯全日本大学駅伝対校選手権大会(5日、愛知県・熱田神宮~三重県・伊勢神宮、8区間106.8キロ)
学生三大駅伝(出雲、全日本、箱根)の一つ、全日本大学駅伝が愛知から三重までの8区間で行われ、駒澤大学が1区から一度もトップを譲らず完全優勝で4連覇を達成。史上初となる2年連続学生駅伝三冠に王手をかけ、残すはあと箱根駅伝のみとなった。タイムは5時間9分00秒。青山学院大が2位で5年ぶりVには届かなかった。
出雲駅伝(10月)でも完全優勝を果たした駒澤大は、この日も盤石の走りを強さをみせ、大会最多を更新する16度目の優勝。シード権争い(8位以内)は東京国際大が8位に滑り込んで2年ぶりに獲得。早稲田大が8区で順位を落とし10位で5年ぶりにシード権を逃した。
4年ぶりに声出しの応援が解禁された全日本大学駅伝。日本全国の大学が集まり27チームで争う日本一決定戦、気象コンディションは気温16.9℃と2022年の12℃より4℃も高く、湿度は85%と蒸し暑い状態。1区(9.5キロ)は大声援でのスタートとなった。
前半からハイペースとなったが2022年の三冠(出雲、全日本、箱根)、そして今年の出雲駅伝を制した駒澤大を各校がマークし、4キロまでは牽制しあいながらのレース展開をなった。そして4キロ過ぎで当日変更で出場となった青山学院大の若林宏樹(3年)が抜け出し、2位集団に10秒の差をつけた。8キロ付近で2位集団がスピードをあげてふるい落としがはじまり、青山学院の若林に追いつくと駒澤大の赤津勇進(4年)、早稲田大の間瀬田純平(2年)、中央大の吉井駿恭がトップ争い、1区は駒澤大の赤津が区間賞でタスキを渡した。
エースがそろった2区(11.1キロ)、注目の順天堂大の三浦龍司(4年)はトップと23秒差の13位でタスキを貰うと5キロ付近までに2人を抜き11位に順位をあげた。さらに7キロ付近、9キロ過ぎに次々と選手を抜いていった。三浦は5人抜き、チームをシード権の8位まで順位をあげてタスキを渡した。
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