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「早生まれ」と「遅生まれ」有利・不利ある? 統計学的には「学力」「将来の年収」に明らかな差が…
1 はな ★ :2023/11/04(土) 12:57:44.44 ID:ImgeJtQE9
2023年11月4日(土) 07:00 TBS News Dig
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/811375?display=1
「早生まれは学年の年少にあたるから不利だ」そんな言葉を耳にしたことはありませんか?本当に早生まれは不利で、遅生まれが有利なのでしょうか。両者の差について、「医学的観点」「統計学的観点」から、専門家に話を聞くと、驚きの結果が見えてきました。
中略
教育熱心な親だと、あえて遅生まれにするケースも
新生児科・小児科 今西洋介 医師
「医学的にみると、早生まれと遅生まれは、極端にいうと11か月も違うわけです。母子手帳にも身長や体重の成長曲線が載っていますけど、4歳0か月と4歳11か月だと、体重も約3キロ、身長も約5センチ違う。かなり体格的な差はあって、体育の授業などで、差が出ると思います」
一般的に、男子は17歳前後、女子は15歳前後まで身長が伸びるといわれていますが、対格に関しては、もちろん個人差も大きいとのこと。
また、診察などで多くの親子と接するなかで、親からはこんな声も…
新生児科・小児科 今西洋介 医師:
「すごく教育熱心なお父さんお母さんだと、あえて遅生まれ、4月生まれになるようにする人もいるようです」
「また、こういうデータを伝えると、早生まれの親御さんは絶望する人も多いですけど、アメリカのデータでは、プロスポーツ選手で早生まれと遅生まれの選手を比べてみると、遅生まれの人の方が年俸が良いというデータもあります。大人になってからも差が出るということは、やはり影響はあると思います」
生まれ月は、大人になってからも、少なからず影響を及ぼしていると考えられるといいます。
中略
統計学でみる「早生まれ」「遅生まれ」の差
一方、統計学の観点から見るとどうでしょうか。
早生まれの成長格差などについて研究する、東京大学大学院の山口教授に話を聞きました。
山口教授らは、小学4年生から中学3年生までの子どもたち約100万人のデータを分析。学力テストから「認知能力」を、同時に行われたアンケートから「非認知能力」を調べました。
その結果、どの学年で比べてみても、いわゆる「遅生まれ」の子どもほど成績が良い傾向が見られたのだそうです。
東京大学大学院経済学研究科 山口慎太郎 教授:
「高校入試結果についてみても、早生まれの子が入る学校の平均的な偏差値というのは、そうでない4月生まれの子どもの偏差値に比べて、大体4.5も低いということが分かりました」
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