浦和レッズの酒井宏樹が誓う、責任あるプレーで笑顔を与えるルヴァンカップ制覇へ

　『2023JリーグYBCルヴァンカップ』の決勝を翌日に控えた3日、浦和レッズのキャプテンを務めるDF酒井宏樹が試合会場の国立競技場で行われた記者会見に出席し、クラブにとって7年ぶり3度目となるルヴァンカップ制覇に向けた決意を口にした。

　決勝戦という大一番を前に、酒井は「（チームの）雰囲気はいいと思いますし、決勝という舞台はサッカー選手にとってこれ以上ない舞台だと思うので、明日も自分たちのベストが尽くせるように。そして多くのサポーターが来てくれると信じているので、浦和レッズサポーターに笑顔で帰ってもらえるように責任あるプレーを皆んながしていきたいと思います」とコメント。対戦相手のアビスパ福岡については、「弱点を見つけるのが難しいチーム」との印象を述べ、「撃ち合いみたいな試合にはならないと思いますし、しっかりとした準備をして臨みたい」との考えを示した。

　また、“浦和レッズらしさ”というものについて問われると、「外から見てくれるみなさんが判断してくれるのが一番いい」としつつ、「僕らはすべての面をアップデートしようといているので、らしさというよりは、浦和レッズとして、多くのタイトルを獲って目の前の試合に全て勝つという責任感で試合をしている。なので今シーズン、思うようなプレーができなくても勝ち点を落とさず、ここまでやり遂げられてきているとも思うので、それが浦和らしさなのかなと思います」と主張。その矜持を胸に、明日の試合にも挑むことを誓った。

　悲願の初タイトルか、それとも７年ぶり3度目のルヴァンカップ制覇か－－。福岡と浦和が激突するルヴァンカップ決勝は、4日の13時5分に国立競技場でキックオフ。試合の模様は、フジテレビ系列にて生中継される。