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「さすがにかわいそうすぎ」 3連投で涙のオリックス・宇田川に「きょうに限っては完全に首脳陣悪い」 同情の声
「さすがにかわいそうすぎ」3連投で涙のオリックス・宇田川に「きょうに限っては完全に首脳陣悪い」同情の声 日本シリーズ
◇2日 「SMBC日本シリーズ2023」第5戦 阪神6―2オリックス(甲子園)
オリックスは逆転負けで2勝3敗となり、阪神に王手をかけられた。8回には2―1と追い上げられた1死二、三塁からこの日で3連投となる宇田川優希投手がマウンドに上がったが、森下、大山に連続適時打を浴びて逆転を許した。
降板した宇田川は同僚に励まされるようにベンチに戻り、顔を紅潮させて悔しさをにじませた。X(旧ツイッター)では「宇田川」「宇田川くん」がトレンド入りした。
阪神ファンからは「山崎宇田川ダブル粉砕は気持ち良すぎる」と声を上げたが、オリックスファンからは「宇田川流石に可哀想すぎ、今日に限っては完全に首脳陣悪いです。これだけ頑張ってくれてる選手をマウンド上で泣かすような結果に導くなよ」
「宇田川は悪くないどころか被害者的側面が強すぎて文句言えないわ。体力的にも精神的にもめっちゃキツイと思う。今季春先の(WBCなどの)国際試合からフル回転なんよ」「宇田川くんー下向いちゃダメだ!」などの声があがった。
【試合の経過】
阪神は痛恨のミスをした2人の活躍もあって、逆転勝ち。対戦成績を3勝2敗として、1985年以来38年ぶりの日本一に王手をかけた。
2点を追う8回、オリックスの2番手・山崎颯から木浪の二塁内野安打と相手の悪送球も絡んで無死二塁とすると、代打・糸原の左前打で無死一、三塁。その後、近本の右前適時打で1点差とした。
無死一、二塁からは中野が捕手前の犠打を決めて1死二、三塁のチャンスをつくると、森下が左中間を突破する逆転2点適時三塁打を放った。その後、大山、坂本の適時打などで一挙6点を奪った。
0―1で迎えた7回の守備では2死一塁から二ゴロを中野が後逸し、カバーした右翼の森下もつかみ損ねるダブルエラー。一塁走者の生還を許し、0―2となったが、見事に取り返した。