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中日・井上一樹2軍新監督「求めているのは『陽の気』というか、明るいものが足りないかな」就任会見、背番号は「89」
会見に挑んだ井上さんは「生きのいい選手、期待のできる選手を送り込むのが(仕事)。僕も十分に責任を感じながらやっていきたいです」と力強く所信表明した。
今季の2軍はウエスタン・リーグで33勝70敗9分け。4月には球団ワースト記録を更新する14連敗を喫するなどし、リーグの全ての借金を抱え2年連続の最下位に沈んだ。チーム防御率はリーグで唯一の4点台となる4・17。一方、打撃陣も378得点はリーグワーストと投打に課題は山積となっている。
28日にはナゴヤ球場での秋季練習を視察。「(立浪監督からは)お前の思うようにやればいいという言葉をもらいました。僕が求めているのは陽の気というか、明るいものが足りないかなと。使ってもらっている若手が多い中で、必死さ、熱量がちょっと足らないと感じていた。一番求めるのは熱量ですし、透かしてみている選手がいれば、そういうことがないように、2軍で植え付けていきたいです」と意気込みを語った。
井上さんは1990年に鹿児島商業高からドラフト2位で中日に入団。勝負強い打撃で通算1215試合に出場し、863安打、79本塁打、349打点をマークした。2009年に現役を引退すると、翌10年から1軍打撃コーチに就任。11年には2軍監督を務め、13年に退団した。その後は20年から3シーズン、阪神の打撃コーチやヘッドコーチなどを歴任した。
中日スポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/9872ffe706bbe042766b394816871b081359dce7