「格下に見なされた日本に一撃を食らった」ハンドボール日韓戦で大敗… 韓国メディアは「痛恨」「パリ行き霧散」と悲嘆

　カタールで開催されている男子ハンドボールのパリ五輪アジア予選は現地10月26日（日本時間27日）、準決勝の日本対韓国が行なわれ、日本が34-23で快勝し決勝へと駒を進めた。

　この大会では優勝した１チームのみが、パリ五輪出場権を獲得。２位チームが来年３月に行なわれる世界最終予選を戦い、参加12チームが６つの出場枠を争う。日本は1988年ソウル五輪以来の予選突破へあと１勝と迫った。一方、日本に敗れた韓国は３大会連続で五輪出場の道が閉ざされ、母国メディアも「挫折」などと報じている。

　韓国日刊紙の『朝鮮日報』（電子版）は、「男子ハンドボール、韓日戦11点差の完敗…来年のパリ行きは霧散」として韓国代表の戦いぶりを報道。「前半22分までは対等な試合を繰り広げたものの、９-10から５点を連取されて前半を９-15で終了。後半は連続２ポイントで開始したが、反撃は続かず日本の前に跪いた」と振り返った。

　また、韓国はこれまで日本との公式戦対戦成績が「23勝２分３敗と圧倒的に優位を誇っていた」と指摘。「格下と見なされた日本に一撃を食らった」として、この敗戦を「痛恨だった」と嘆いている。

　さらに同メディアは、韓国女子が８月の五輪予選を突破したものの、アジア大会決勝で日本に19対29で敗れ銀メダルに甘んじたことを受け、「韓国ハンドボールの男女代表チームは最近、主要試合で日本に押されている」と宿敵相手に劣勢に立たされていると報じている。

構成●THE DIGEST編集部

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