天皇陛下、「天皇賞・秋」観戦へ　11年ぶりの”天覧”競馬　皇后さまの観戦は初　JRA発表

天皇陛下秋の「天皇賞」観戦へ　11年ぶりの”天覧”競馬　皇后さまの観戦は初

　天皇陛下は10月29日、東京競馬場で秋の「天皇賞」を観戦されることになった。

　天覧競馬は11年ぶりで、体調次第で皇后さまも同行される。

　今年は競馬法の制定から100周年にあたり、JRA=日本中央競馬会からの願い出を受け、陛下は29日に東京競馬場で行われる秋のG1レース「第168回天皇賞」を観戦されるという。

　天覧の「天皇賞」は2012年の上皇ご夫妻以来11年ぶりで、陛下にとっては初めて。

　皇室と馬の関わりは深く、陛下も幼い頃からご家族で乗馬を楽しみ、イギリス留学時代もアスコット競馬場に足を運ばれたほか、長女の愛子さまも馬に親しまれている。

　陛下の競馬観戦は2014年の日本ダービー以来9年ぶりで、体調次第で皇后さまも同行され、実現すれば皇后さまにとって、初めての競馬場訪問になるという。

　当日は観戦に先立ち、競馬法100周年を記念した特別展も視察される。

https://news.yahoo.co.jp/articles/63e71e3e36d25c1b09e64a69e4b5d3071af922af

天皇陛下「天皇賞・秋」をご観覧に　JRAが発表

　JRAは24日、天皇陛下が29日に東京競馬場で行われる「第168回天皇賞・秋」（GⅠ・芝2000メートル）をご観覧になると発表した。

　現在の上皇・上皇后両陛下が過去2度、観戦し、2005年にヘヴンリーロマンスに騎乗した松永幹夫騎手（現調教師）、12年はエイシンフラッシュのミルコ・デムーロ騎手が、勝利の後に最敬礼したシーンが話題になった。天覧競馬の天皇賞は戦後3度目。天皇陛下は皇太子時代の2007年ウオッカ、14年ワンアンドオンリーが優勝した日本ダービーを東京競馬場でご観覧されているが、天皇賞は初観覧となる。

　レース前には、同競馬場内のJRA博物館で開かれている競馬法100周年記念特別展「伝統の天皇賞～日本競馬のあゆみとともに～」などを見学される予定となっている。