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【韓国】青島ビールの売上急減、放尿動画で不買広がるか 韓国ネット「飲むのためらう」
24日、韓国・イーデイリーは「中国を代表するビール『青島ビール』の放尿動画が“重い後遺症”を残している」と伝えた。写真は青島ビール。
2023年10月24日、韓国・イーデイリーは「中国を代表するビール『青島ビール』の放尿動画が“重い後遺症”を残している」とし、「動画公開後、韓国内のコンビニなどでは販売が急減し、不買運動の兆候が見られている」と伝えた。
記事によると、中国の青島ビール工場で従業員が原料に放尿しているとみられる動画がこのほどSNS上で拡散した。韓国の青島ビール輸入会社と食品医薬品安全処は「当該工場で生産されたものは韓国に輸入されない」と発表して事態収拾を試みたが、消費者の不信感は完全に払拭できておらず、他国からの輸入ビールが代わりに利益を享受するとみられているという。
韓国の主要コンビニ4社の21~23日の青島ビールの売り上げは先週末(14~16日)と比べて最大30%まで落ち込んだ。
ある大型スーパーの関係者は「食品医薬品安全処など公的機関が問題提起しない限り、関連商品を売り場から全て下げることはできない」としつつも、「在庫管理に対する権限と責任は各スーパーにあるため、状況によっては、陳列する商品の数を減らす、後方に陳列するなどの措置を取る」と説明した。
記事は最後に「今回の騒動の行方によっては、最近急速に需要が拡大している日本のビールの売り上げがさらに勢いづくとみられる」と伝えた。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「他にもおいしいビールはたくさんあるから、少しでも不安を感じるうちは飲まない」「動画が事実でもそうでなくても、やっぱり飲むのをためらってしまう。他の商品に手が行くのは当然だ」「たった30%の減少で済んだことに驚き」「今後ヤンコチ(ラム肉を串焼きにした中国の料理)に合わせるのはアサヒだな」「たった1人の従業員のせいで会社は大打撃だろう」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)