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ラグビーW杯・準決勝 王国NZ、史上最多V4に王手! アルゼンチンに7トライ、44―6の圧勝で決勝進出
後半33分、この日自身3本目のトライを決めるニュージーランド代表WTBウィル・ジョーダン(ロイター)
◆ラグビーW杯フランス大会 ▽準決勝 ニュージーランド44―6アルゼンチン(20日・サンドニ)
準決勝が行われ、世界ランク2位の王国ニュージーランド(NZ)と、同7位のアルゼンチンが対決。NZが44―6で完勝し、史上最多4度目の優勝に王手をかけた。
先制はアルゼンチン。前半5分、WTBボフェリが右中間約25メートルのPGを決めて3―0。NZは11分、敵陣左サイド深くのラインアウトから右に展開しWTBジョーダンが逆転トライを挙げた。17分にはNZが敵陣での10次攻撃から、右で受けたCTBのJ・バレットがトライ。15―6の42分には、敵陣左サイドのラインアウトを起点にフランカーのフリゼルが左に沈め、20―6として前半を折り返した。
後半もNZが強さを見せる。2分、敵陣右サイド22メートルライン付近のマイボールスクラムから、ボールを持ったSHスミスが1人で走りきってトライ。9分には18次の猛攻でフリゼルが右中間に沈め、キックも決めて34―6とした。22分はWTBジョーダンが、トライランクトップの7トライ目で39―6。トライ王へまっしぐらのジョーダンは34分、自陣22メートルライン付近でボールを持つと、70メートル以上を独走してハットトリックを決めた。1大会通算8トライはオールブラックスの先輩、ロムー(99年)、ハバナ(07年)、サベア(15年)に並ぶ史上最多タイ記録となった。
NZは計7トライ、アルゼンチンをノートライに抑える圧勝で、2015年大会以来となる2大会ぶり5度目のファイナル進出を決めた。決勝(日本時間29日午前4時・サンドニ)はイングランド―南アフリカの勝者と戦う。敗れたアルゼンチンは3位決定戦(日本時間28日午前4時・サンドニ)に回る。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7099033efa8ea0cec7295b9f546d1e857c771e34
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