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オリックスが阪神との〝関西ダービー〟にビクビク「全試合がビジター状態になるかも…」
東スポWeb
オリックスの本拠地が虎党で埋まる!?
オリックスが阪神との日本シリーズになぜか戦々恐々だ。ロッテとのCSファイナルステージ第2戦(19日・京セラ)は1点リードの9回に4番手・山岡がまさかの2失点。5―6で惜敗を喫したが、2勝1敗で優位は変わらない。
セでは阪神がCS突破に王手をかけ、関西圏ではますます〝関西ダービー〟の期待が高まっている。ただ、オリックスからすれば、虎党の数のほうが圧倒的に多いことで「全部の試合がビジター状態になるかもしれない」と気をもんでいる。
ペナントレースではファンの声援に背中を押されてV3を達成したが、相手が阪神ともなれば話は別だ。球団関係者は「黄色いファンで埋まったりすれば選手のモチベーションも心配になる。甲子園は仕方ないにしても京セラがそんなことになると困る」と案じ「それこそ夏の甲子園の決勝みたいになるかも…」と危惧する声まで聞かれる。
今夏の高校野球甲子園大会は慶応(神奈川)が敵をのみ込む大応援を受けて快進撃を続け、決勝ではV本命の仙台育英(宮城)をも下して107年ぶりの優勝を果たした。日本シリーズも同じような雰囲気になったら…との不安がよぎるのも無理はない。
それでも「もう昔のウチではない。3連覇してファンは増えているし、去年の優勝パレードだって30万人集まった。ホームなら半分以上はウチの応援になるはず。もし少なかったとしても少数派が大勢を実力でやっつけたらこんな痛快なことはない」と前向きな見方もあり「こればかりはフタを開けて見ないと分からない」とも…。
関西ダービーが実現すれば、オリックスは最後の〝試練〟に挑むことになるかもしれない。