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体罰にあたるか…宿題しない児童の給食減らして異例の裁判、学校側は争う姿勢 摂取基準の530kcalに対して80kcalしか取れず
■保護者「1日も早く辞めていただきたい」
提訴した母親は17日、「当時担任だった先生には、教壇に立っていただきたくないです。1日も早く辞めていただきたい」と、教師への怒りをあらわにしていた。
(略)
■減らされた理由は「宿題をしていない」
担任によって給食を減らされたのは、体罰なのか?
福岡県内の小学校に通う男子児童と保護者が市を相手に起こした異例の裁判。
訴状によると、宮若市内の小学校に通う男子児童は、当時1年生だった2021年度の1学期から3学期にかけて、担任の女性教師から何度も給食を減らされた。
児童の母親によると、ほぼ毎日減らされていたという。そして、その給食を減らした理由に関して、「宿題をしていない」ことや、「給食当番をしていない」ことなどを挙げていた。
そして、女性教師は減らす際には、「少しでも食べられることに感謝しなさい」などと話をしていたという。
■減らされた結果、通常の6分の1程度のカロリーか
実際に給食をどのくらい減らしていたのか?
例えば、通常だと白米・ハンバーグ・スープだったとすると、白米が箸で2つかみ分くらい、ハンバーグは1口分くらい、スープは3口分くらいということで、ほかはすべて取り上げられてしまったという。
給食を減らされたことの影響について、17日、会見の中でこのように話していた。
児童の母親:
入学して、早々からこの件が発覚する(2021年度)3学期の3月10日までほぼ日常化していた。(息子は)学校から帰宅して、すぐにご飯を山盛り2杯夕食前に食べて、さらに夕食を食べているような状況でした。
給食といえば、子供にとって欠かせないもの。文科省が設けている、給食についての「給食摂取基準」によると、小学1年生(6~7歳)の1人1回あたりの学校給食摂取基準は530kcalとなっている。
栄養士の若宮寿子さんによると、今回のように給食を減らした場合のカロリーは、一般的な給食のメニューに照らし合わせて計算した場合、約80kcalしか取れないとのこと。これは通常の6分の1程度で、エネルギーが足りておらず、さらには体を作る栄養がそがれて、成長を妨げる影響が出てしまうという。
■市や県に165万円の損害賠償など求める
男子児童とその保護者は、女性教師の行為が「体罰」にあたるとして、市や県に165万円の損害賠償などを求めている。
そして17日、第1回口頭弁論が開かれたが、宮若市側は出廷しなかった。市は、原告側に対し請求棄却を求めて争う姿勢を示していて、「裁判の内容については、お答えを差し控える」としている。
FNN 2023年10月18日 水曜 午後6:20
https://www.fnn.jp/articles/-/602465
■減らした児童は3人
「宿題していない」と小学生の給食を半分以下に減量、体罰にあたるか…訴訟で学校側は争う姿勢
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231018-OYT1T50094/
> 市によると、両親の指摘を受け学校が調査した結果、この児童を含む3人の給食を減らしていたことが判明した。
※関連スレ
【福岡】ご飯はふたつかみ、ハンバーグはひと口…担任が宿題しない小学生の給食減らす 両親・男子児童が提訴 ★2 [ばーど★]
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1697576766/