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アゼルバイジャン大統領 ナゴルノカラバフ訪問 国旗を掲揚
旧ソビエトのアゼルバイジャンのアリエフ大統領は、隣国アルメニアとの係争地、ナゴルノカラバフの中心都市を訪問して国旗を掲げ、先月起こした軍事行動で勝利宣言したことを受けて、この地域の統合を進める姿勢を強調するねらいとみられます。
アゼルバイジャンとアルメニアの係争地のナゴルノカラバフでは、アルメニア系の勢力が「共和国」として独立を宣言し支配してきましたが、アゼルバイジャンが先月起こした軍事行動でアルメニア側が敗北したことを受けて来年1月1日までにアルメニア側の行政組織を解体する手続きが行われています。
こうしたなか、アゼルバイジャン大統領府は15日、アリエフ大統領がナゴルノカラバフの中心都市ハンケンディを訪問して国旗を掲げ、「これは歴史的な出来事だ」などと演説したと発表しました。
ハンケンディは、アルメニア側が「ステパナケルト」と呼ぶ行政の中心都市でしたが、アリエフ大統領としては軍事行動で勝利したことを受け、この地域の統合を進める姿勢を強調するねらいとみられます。
一方、アゼルバイジャンとアルメニアの対立を巡っては、ロシアのプーチン大統領が、今月13日に行われた旧ソビエト諸国でつくるCIS=独立国家共同体の首脳会議の場などを通じて、両国の仲介役としてモスクワで協議を開く用意があるなどと呼びかけています。
(略)
NHK 2023年10月16日 6時59分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231016/k10014226291000.html
※参考リンク
https://x.com/presidentaz/status/1713532977882284187