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巨人・阿部新監督「愛されるチーム、負けても最後まで見てもらえるチーム作りをしていきたい」 秋季練習始まる
今シーズン4位に終わったプロ野球、巨人の秋季練習が14日から始まり、新しく就任した阿部慎之助監督が「とにかく愛されるチーム作りをしていきたい」と抱負を述べました。
今シーズン、2年連続で4位に終わった巨人は、原辰徳前監督が辞任し、新たに阿部監督が就任して、来シーズンの巻き返しに向け14日から川崎市のジャイアンツ球場で秋季練習を開始しました。
練習前に阿部監督は、選手やコーチなどを前に「みんなが悔しい思いをしたと思うので、僕も変わりますし、みんなも変わってほしい。のびのびとやってほしいと思う」などとあいさつしました。
そして、選手たちはキャッチボールやバッティング練習など、およそ2時間、汗を流しました。
球団で初めてとなるキャッチャー出身の阿部監督は、ブルペンに入ったピッチャーの投球練習をチェックしていたほか、今シーズン121試合に出場し、打率2割7分3厘、ホームラン10本をマークした伸び盛りの21歳、秋広優人選手などのバッティング練習などを見守っていました。
また、コーチやスタッフと話をしたり、若手選手に指導をしたりするなど、積極的に対話する様子も見られました。
阿部監督は「いろんな方と話ができたのが自分の収穫だし、初めて見る若い選手もいたので、とてもいい時間を過ごせた。この時期は個人の反省、個人が考えて動いていくというのをメインにやっていくとともに、とにかく愛されるチーム、負けても最後まで試合を見てもらえるチーム作りをしていきたい」と抱負を述べました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231014/k10014225361000.html