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【日本】韓国政府への感謝の声が殺到
「この恵みは一生忘れません。」 今回の輸送は去る7日、パレスチナ武装正派ハマスの奇襲以後、イスラエル・ハマス間の武力衝突が深化し、パレスチナのガザ地区に対するイスラエルの軍事作戦が差し迫った状況で行われた。韓国政府は今回の輸送のために台湾、ベトナム、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、オマーン、サウジアラビア、ヨルダンなどの領空通過協力も得たという。
15日、日本社会関係網サービス(SNS)とオンラインコミュニティなどにはイスラエルで日本国民を輸送機に一緒に乗せて帰国してくれた韓国政府に感謝を表わす文が続いている。
先立って空軍のKC-330多目的空中給油輸送機「シグナス」は韓国国民を燃やすために13日夕方、イスラエル・テルアビブ・ベングリオン空港に到着した。シグナスの可用席は230席、韓国人滞在者は163人で67人をさらに乗せられる状況だった。これに韓国政府は韓国人に座席を割り当てた後余裕席を日本政府に提案し、韓国人163人と共に日本人51人とシンガポール人6人などを乗せた。14日午前、テルアビブから離陸したシグナスは14日夜、城南ソウル空港に到着した。
15日、社会関係網サービス(SNS)X(旧ツイッター)X利用者らは韓国政府がイスラエル教民を輸送してきて日本国民も一緒に乗せてきたことに感謝挨拶を伝えている。Xキャプチャ
日本のX(旧ツイッター)利用者はこのニュースを共有し、「韓国は友人。両国は常に良い友情を維持している」「韓国の国際協力精神に感謝する」という文を載せている。日本語ではなく韓国語「韓国に感謝します」「韓国の皆さん、日本人の避難にご協力いただき誠にありがとうございます」などの文も多数続いた。外交部によると、上川洋子日本外務相と水島小一ジュイスラエル日本大使もそれぞれ外交チャンネルを通じて感謝の意を伝えてきた。
これに先立ち、韓国政府は去る4月、スーダン内の武力衝突に伴い現地教民28人を撤収させる「プラミス作戦」の時も現地滞在日本人5人を含む外国人も一緒に輸送機に乗せた。また日本国民が韓国輸送機に乗って脱出しなければならないことが起きると日本人の間では「日本政府は日本人を守らない」「日本人は自分の体を自ら守らなければならない。それが日本の現実だ」「また再び日本政府の肋間対応を明らかにした格」など自国政府に向けた批判も続いた。米外交専門誌ディプロマットの東京特派員の高橋小介は「日本の危機管理能力が再度追及されている。韓国がしたことをなぜ日本はできなかったのか」とも言った。
外交部は現在、イスラエル在留中の国民が長期滞在者440人余り、短期滞在者10人内外と推算している。外交部関係者は「ガザ地区に居住する韓国国民は安全であると確認される」とし「安全確保方案を講じる一方、出国を希望する韓国国民に対して外国の航空便や陸路を通じた出国を案内している」と述べた。