あわせて読みたい
第35回出雲駅伝 駒大、大会記録更新2年連続5度目の優勝!史上初の3大駅伝2年連続3冠へ盤石発進
https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/202310090000448.html
<出雲駅伝>◇9日◇島根・出雲大社前~出雲ドーム前(6区間45・1キロ)
学生3大駅伝の初戦となる出雲駅伝は、1区からトップに立った駒澤大(駒大)が、そのままゴールまで独走する圧倒的な強さで大会記録となる2時間7分51秒で制した。2年連続5度目の優勝を果たし、史上初の3大駅伝2年連続3冠へ盤石のスタートを切った。2位に創価大、3位に城西大、4位に国学院大が入り、青学大は5位、早大が6位だった。
アンカーでゴールテープを切った鈴木芽吹主将(4年)は「勝ちにきたので、勝てて良かった。最強と呼ばれた去年のチームを超えることがテーマ。今年につながるレースだった」と喜んだ。
1区(8キロ)から駒大が飛び出した。ハーフマラソンの日本人学生記録保持者の篠原倖太朗(3年)が、先頭を走るアイビーリーグ選抜のヒューゴ・ミルナー(25=ハーバード大卒)の後方にピタリとついて快走。マッチレースから残り400メートルでミルナーを抜いてトップでタスキをつないだ。この時点で早くも同じ優勝候補の3位国学院大と21秒、4位早大とは23秒の差がついた。
区間賞の篠原は「予想した展開。集団にいたので選手を上手に利用させてもらい、風もある程度しか受けなかった。経験の差が出た」とレースを振り返った。
駒大は最短の2区(5・8キロ)も、10月4日に杭州アジア大会5000メートル6位入賞した佐藤圭汰(2年)が独走。7位から2位に浮上して佐藤と同タイムの区間賞を獲得した青学大の黒田朝日(2年)に39秒差と、この区間でさらに後続との差を広げた。それでも佐藤は「区間賞だった去年よりタイムは50秒くらい遅い。自分の実力が出せなくて悔しい」。早大はトップから41秒差で3位、国学院大は同1分差の4位でタスキをつないだ。
※以下親記事で