あわせて読みたい
出雲駅伝に最強アイビーリーグ参戦へ 駒大、国学院大、中大、青学大などの優勝争いに加わるか
2023年9月29日 6時0分スポーツ報知
今季の学生3大駅伝開幕戦、出雲駅伝(10月9日、島根・出雲市=6区間45・1キロ)に4年ぶりに出場する米国のアイビーリーグ選抜が史上最強チームの編成を計画していることが28日、分かった。1万メートルで日本記録(27分18秒75=相沢晃)より速い27分17秒14の自己ベスト記録を持つキーラン・トゥンティバト(26)=ハーバード大出身=ら強力メンバーが来日予定。トライアスロン専門ながら5000メートルで13分40秒の自己ベストを持つパワフルで個性的な選手もメンバー候補に挙がっているという。
ハーバード大など米国北東部の名門8校で結成されるアイビーリーグの選抜チームは1998年の第10回大会から招待参加している。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2021、22年は欠場。20年は出雲駅伝自体が中止となったため、19年以来、4年ぶりの参戦となる。過去の最高成績は8位(11、12年)。例年、出雲駅伝は米国のオフシーズンに当たるため、持ちタイム以上の力を発揮することは少ないが、4年ぶりの出雲路となる今回は、例年以上に意欲満々という。
昨季、出雲駅伝と全日本大学駅伝を大会新記録で優勝し、箱根駅伝でも往復路を制する完全Vで学生駅伝3冠を達成した駒大は今季も強力。今季初戦の出雲駅伝でも優勝候補筆頭として3大駅伝4連勝を狙う。
その駒大出身の前田監督が率いる国学院大は伊地知賢造主将(4年)、平林清澄(3年)、山本歩夢(3年)の「3本柱」を中心に駒大に迫る力を蓄えつつある。
昨季の出雲駅伝3位、箱根駅伝2位の中大は前々回の箱根駅伝1区区間新で前回2区区間賞のエース吉居大和(4年)をはじめ前回の箱根駅伝1区4位の溜池一太(2年)、同3区区間賞の中野翔太(4年)、同4区5位の吉居駿恭(2年、同5区3位の阿部陽樹(3年)と2位となった主力の往路メンバーがそろって出雲駅伝の登録メンバーに名を連ねた。1996年の箱根駅伝以来、28シーズンぶりの大学3大駅伝優勝を狙える布陣だ。
※全文は親記事で