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杭州アジア大会 U-22日本代表、アジア競技大会ベスト4進出決定! 松村優太のPK弾が決勝ゴール 北朝鮮を2-1で破る
U-22日本代表は10月1日、アジア競技大会の準々決勝で北朝鮮代表と対戦し2-1の勝利。苦しんだ展開もあったなか、準決勝へと無事駒を進めている。
前半から圧力をかけて挑んできた北朝鮮に対し、日本は受け身になる序盤の展開に。それでもDFラインの統率でオフサイドを誘うなど堅い守備で対応する。縦に早い北朝鮮の攻撃に苦戦しつつも、日本が押し込む場面ではサイドから攻撃を展開していく。
前半23分にはDF奥田勇斗のパスからペナルティーエリア内でMF佐藤恵允がシュートを放つもGKにセーブされ得点には至らない。徐々にセカンドボールを拾えるようになった日本は、相手陣地でボールをつなぎチャンスを窺う。
前半最大のピンチは同33分、MF谷内田哲平のパスミスから相手のショートカウンターを受ける。ペナルティーエリアラインやや右あたりから際どいシュートを打たれるが、ここは守護神GK藤田和輝が右手1本でかき出し難を逃れた。
こうしたなか、日本は後半立ち上がり5分に先制に成功する。DF馬場晴也の左サイドの展開から佐藤へ。簡単にクロスボールを入れると、FW内野航太郎のシュートが相手DFに当たる形でネットを揺らした。
1点を先取したことで、余裕が生まれた日本はよりボールを保持する時間帯が増えていく。後半11分には躍動感ある2次攻撃から、佐藤が倒されペナルティーエリア外やや左の位置でフリーキック(FK)を獲得するなど攻撃に厚みが加わっていく。
今大会初の失点を食らった北朝鮮は焦りからか、ファウルの回数も増える。後半20分には佐藤に対しキム・ククボムが後ろから危険なスライディングタックルでイエローカードの判定を受けた。
荒れた試合展開のなか、後半28分に一瞬の隙を突かれてキム・ククボムにダイレクトのミドルシュートを決められて1-1の同点に持ち込まれる。これで北朝鮮も息を吹き返し、オープンな試合展開に変わっていく。すると同33分に佐藤のスルーパスに抜け出したMF西川潤がGKに倒され日本がPKを獲得。キッカーのMF松村優太が冷静にGKの逆を突き2-1で勝ち越しに成功した。
このゴールが決勝弾となり、北朝鮮を下した日本が準決勝へと勝ち進むことが決定している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b09b393b8589885690fe3b95e200777434a1f3c