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巨人、若手の育成環境が物凄いことになる
【巨人】阿部慎之助新監督 V奪回へハイテク新兵器 新ジャイアンツ寮に動作解析ラボ 若手成長を科学的サポート
球団創設90周年となる2024年、阿部巨人に強力な“援軍”が加わる。現在ジャイアンツ球場内に建設中の新ジャイアンツ寮に、選手の育成をサポートするラボラトリーが導入されることが判明。球団関係者は「ラボができることで、よりスピード感を持って選手の成長を手助けすることができる」と話し、若手の育成につながることが期待される。
ラボには最先端の機器やマシンを導入予定で、選手の動作解析などを行うことができる。バットのスイングスピードや軌道、投球フォームなど、頭で描く理想と実際の動きを近づけ、修正、改善につなげられる。メジャーでは本拠球場に設置されていることが多く、科学的なサポートが巨人の未来を担う若手に注入されることになる。
最大のメリットは迅速なフィードバックだ。これまでも外部機関と連携して動作解析は行ってきたが、測定結果が出るまでには時間がかかり、フル活用できていたとは言い難かった。自前で測定し、素早くデータや結果を確認できるようになることで、よりタイムリーに選手たちに問題点や改善点を伝えることができる。ラボで可視化される詳細なデータを、阿部新監督を始めチーム全体で生かすことで、選手たちのパフォーマンスの向上につながりそうだ。
ラボに加え、トレーナー室やトレーニングルームなどもこれまでよりも拡大され、全て寮内の同じ棟に設置される。さらに再来年からは主に2軍が使用する新ジャイアンツ球場も稼働予定で、若手を育成する環境が整う。ソフトバンクの2軍練習場「HAWKSベースボールパーク筑後」などはあるが、ファーム施設としては異例の規模となる。
異例の規模のトレーナー室やトレーニングルーム