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【ドラフト】巨人、古謝に熱視線
【大学野球】桐蔭横浜大・古謝樹に巨人・水野スカウト部長も熱視線「上位候補ですね」…7球団11人集結
最速153キロを誇る桐蔭横浜大の今秋ドラフト1位候補左腕・古謝樹(こじゃ・たつき、4年)が7日、神奈川大学野球秋季リーグ戦・横浜国大戦(関東学院大ギオンパーク)に先発。プロ7球団11人のスカウトが見守る中、6回を2安打無失点、10奪三振と快投した。巨人は水野雄仁スカウト部長(58)が自ら視察し、一挙手一投足に熱視線を送った。船出した阿部巨人の優勝に向け、1位は即戦力投手を中心に調査しており8人前後から今後絞っていく模様。例年になく逸材が豊富な今秋ドラフト。運命の「10・26」へ、未来のエース候補の力量を見定めていく。
スカウト陣の視線が一斉にマウンド上へと注がれた。古謝は高まる気持ちを白球に乗せて、左腕を振った。球の出どころが見えにくい独特のフォームから、最速146キロのストレートと切れ味鋭いツーシームで勝負していく。今秋3カード全てで勝ち点を奪う“国立の雄”横浜国大を相手に圧巻の投球。6回0封、10三振を奪った。四球もわずか1と制球力も際立った。