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中日来季１軍ヘッドに片岡２軍監督が昇格へ 立浪監督とのPL学園の同学年首脳コンビ誕生
中日は3日、最終戦の巨人25回戦（バンテリンドーム）を1－3で敗戦。今季を56勝82敗5分けで全日程を終えた。現在5位ながら、4日のヤクルトの試合結果では球団史上初の2年連続最下位の可能性もある。借金26で終えた立浪和義監督（54）は「秋からオフ、来年のキャンプに向けて、非常に重要な時間。我々が少しでも（選手の）意識を変えられるようサポートする」と、3年契約3年目で正念場の来季をにらんだ。
来季へ向けてコーチ陣の配置転換を行う方針だ。1軍ヘッドコーチを任す片岡2軍監督は、PL学園時代に甲子園春夏連覇を達成した戦友。就任以来1、2軍に分かれて指揮を執ったが、2年連続Bクラスのチーム成績もあり、阪神時代にヘッドコーチも務めた盟友にサポート役を任せる。すでに昨年まで阪神のヘッドコーチを務めた井上一樹氏（52）の入閣も内定。新たな首脳陣で若手選手の底上げを目指す。
最終戦後に罵声も飛んだ中でマイクの前に立った指揮官は「私への批判、不満をしっかり受け止めて秋から再出発します。私には若い選手を1人前にする責任がある。来年、生まれ変わったドラゴンズをお見せできるように全力で頑張ってまいります」とファンに約束した。来季は不退転の決意で臨む。
◆同窓＆同学年の首脳コンビ 16年に就任した阪神の金本知憲監督は、東北福祉大でチームメートだった矢野燿大コーチを迎えた。16～17年は1軍作戦兼バッテリー担当、18年は2軍監督。金本監督は1浪していたため、学年は矢野コーチが1年上だったが、同じ68年生まれ。中日の立浪監督＆片岡コーチのように、同じ高校で同学年の首脳となると極めて珍しいコンビだ。
中日スポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/39ea76dfdd512db96d1880eeeecc87b036415d33
