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読売巨人軍の原辰徳監督が退任、17年で9度のリーグ制覇…後任は阿部慎之助コーチが昇格
プロ野球・読売巨人軍の原辰徳監督(65)が今季限りで退任し、来季から阿部慎之助・一軍ヘッド兼バッテリーコーチ(44)が監督に昇格することが、4日までに決まった。巨人は3年ぶりのリーグ優勝と、日本一奪回を目指した今季、2年連続の4位に終わり、クライマックスシリーズ進出を逃していた。
原監督は来季が3年契約の3年目だが、任期を残して退任する。球団は、阿部新監督に創設90周年の節目となる来季の指揮を託し、人心を一新してチームの立て直しを図るとみられる。
原監督は1995年に現役引退後、一軍コーチを経て、2002年に長嶋茂雄監督(現・終身名誉監督)の後任としてヘッドコーチから監督に昇格。1年目にリーグ制覇と日本一を成し遂げた。これまで通算3期、17年の指揮で2度の3連覇を含む9度のリーグ優勝、3度の日本一に輝いた。監督として、球団歴代1位となるレギュラーシーズン通算1290勝(1025敗91分け)を挙げている。
阿部新監督は、01年に中央大からドラフト1位で巨人に入団。長年にわたり、正捕手として守りの要を担いながら強打と技術を兼ね備えた主力打者として活躍した。07年からの8年間は主将も務め、17年に2000安打、19年に400本塁打を達成。レギュラーシーズンの通算成績は、打率2割8分4厘、406本塁打、2132安打。19年限りで引退し、20年から巨人の二軍監督に就任。22年に一軍作戦兼ディフェンスチーフコーチ、今季からヘッド兼バッテリーコーチを務めていた。
https://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/20231004-OYT1T50146/
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