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文在寅政権下の反日ネガキャンにさすがの韓国人も飽き始めた？
その中で、韓国はと言えば、新手の日本へのネガティブキャンペーンが展開中だ。今回、一部の反日主義者が主張しているのは、東京五輪に出場するゴルフ代表チームのユニフォームである。太陽をイメージしたユニフォームのデザインが「旭日旗を連想させる」と指摘したのだ。
東京五輪と「旭日旗」を巡っては、反日運動家としても知られる誠信（ソンシン）女子大学教授の徐敬徳（ソ・キョンドク）氏が、国際オリンピック委員会（IOC）に五輪での「旭日旗」の持ち込みや使用の禁止を求める書簡を送っていることが明らかになっている。
また、ソウルの日本大使館前や独立門前では、学生団体「韓国大学生進歩連合（大進連）」の学生メンバーが「五輪に関連した日本への抗議」と称して旭日旗を燃やすパフォーマンスを実施している。
この団体は、1980年代の韓国で学生運動が活発化した時代に前身の団体が結成され、その後、名称を替えたり、他の団体と合併するなどして現在に至る。「親北」「反日」「反米」を打ち出していおり、特に文在寅氏が大統領になって以降、活動の幅を広げ存在感を増している印象だ。
さらに、東京五輪に関する反日トピックを付け加えると、来年の大統領選挙の候補者として目されている二人の政治家が「竹島」の表記について物言いをつけている。
二人の政治家とは、首相経験者である丁世均（チョン・セギュン）氏と李洛淵（イ・ナギョン）氏だ。両者ともに自身のSNSを通じて、東京五輪・パラリンピック組織委員会の公式サイトに掲載されている日本地図に「竹島」と表記されていることに不快感を示し、「地図から削除することを日本に求めていく」と述べた。また、日本がこれに応じなければ「韓国が東京五輪をボイコットすることも辞さない」という考えも示している。
もっとも、ゴルフ代表のユニフォームに関しては、テレビや新聞で一斉にされたが、現状では世論がそこまでの盛り上がりを見せているとは言いがたい。日本と旭日旗を結びつけて騒ぎ立てることが常態化していて、国民も「またか」ぐらいにしか思っていないこと、また新型コロナによる長引く影響から五輪そのものへの関心も低くなっているということが考えられる。
二人の首相経験者の反日コメントも、当然のことながら日本政府は無視している。IOCからも特段のコメントは発表されていない。
（略）
■ 軍国主義批判はなかった「ケロロ軍曹」
最近の例だけを見ても、「鬼滅の刃」の主人公、竈門炭治郎の耳飾りの模様を「旭日旗と同じだ」と騒ぎ立て、劇場版の耳飾りのデザインを変更させた。カナダのポップミュージシャンのジャスティン・ビーバーが日本の音楽番組「ミュージクステーション」に出演した際の衣装の模様についても騒ぎ立てている。
韓国では、これまでにも数多くの日本の漫画やアニメが発売、放映され、漫画・アニメファンのみならず、子どもたちの間でも親しまれてきた。これらを振り返ると、今であればターゲットになり得たであろう作品も思い浮かぶ。
例えば、少し過去の作品ではあるが、韓国で放映され人気を博した「ケロロ軍曹」だ。
「ケロロ軍曹」はギャク作品とは言えど、作中では軍の階級が用いられている。また、当時の韓国で放送されたオープニング画像を見ると、「旭日旗だ！」と騒がれそうなシーンもある。現在であれば間違いなく、「ケロロ軍曹」も槍玉に上げられていたことであろう。
当時も、「日本の軍国主義云々」といった意見がネット上などで散見されたが、放送当時を振り返ると、そのような指摘や論争が大々的に起こっていたという記憶はない。やはり今の旭日旗に対する過剰反応は、文政権下で露骨になっているように思える。
もちろん、槍玉に上げられた「鬼滅の刃」は映画も大ヒットし快進撃を続けているし、筆者の周りを見ても、太陽の模様などを旭日旗に見立てていちいち騒いでいる人はいない。 韓国の国民すべてがこれらの主張に同調しているわけではないことは伝えておきたいところだ。
加えて、こうした騒動をよそに五輪で主役であるはずの選手たちの声というものはまったくと言っていいほど、聞こえてこない。言い換えれば、選手たちの意思というものは無視されている。今回の騒動が、いかにマスコミや一部の団体、人物による扇動かということを如実に表しているように見える。
ヤフーニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/35a78c4f8a7420f7434fb4755f737a10b0f2eb41
