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「我々の行動は受け入れられる」日本戦で暴徒化の北朝鮮、指揮官の言い分に海外メディア驚き「まったく反省がない」【アジア大会】
日本サッカー協会は、すでにアジアサッカー連盟、及び国際サッカー連盟に意見書を提出している。北朝鮮の反スポーツ的行為に関して、だ。
中国の杭州で行なわれているアジア競技大会で、サッカー男子のU-22日本代表は現地10月1日、準々決勝でU-24北朝鮮代表と対戦。2-1で勝利を収めた。
この試合では北朝鮮側に6枚のイエローカードが提示されるなど、荒れた内容に。72分には、日本スタッフの持っていたバッグから給水ボトルを奪おうとした際、拳を振り上げて殴りかかるような素振りを見せた選手もいた。
また試合後には、ジャッジに納得がいかなかったのか、主審を取り囲んで猛抗議。ピッチ上は騒然となった。
警備員が出動するほどの事態に、香港メディア『South China Morning Post』は「北朝鮮のシン・ヨンナム監督は、主審から選手を引き離そうとした。にもかかわらず、直後に不思議な弁明を展開した」と報じて、そのコメントを紹介した。
「試合中、選手たちが少し興奮しすぎていたのは認めるが、これがサッカーだ」
「サッカーの試合では対立がある。我々の行動は受け入れられると思う」
韓国メディア『OSEN』も、この発言に注目。「“やくざサッカー”にも反省しない北朝鮮監督『私たちの行動は許容範囲内』」と題した記事で、「北朝鮮はまったく反省がない」「シン・ヨンナム監督は選手たちの暴力を擁護し、さらに物議を醸している」などと伝えた。
北朝鮮との激闘を制した日本は現地4日、決勝進出をかけて香港と相まみえる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
https://news.yahoo.co.jp/articles/0bfe219ed7a64d7fad50aeb6eca6f9e1b7a47e80