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【アジア大会】「一生懸命だった」 中国メディアが日本戦で暴挙連発の北朝鮮代表を“擁護”!? 「見習うべきお手本」と異論
そもそもイエローカード6枚が提示される荒れ模様の試合だった。しかし、最も物議を醸しているのは、試合終了直後の振る舞いだった。
主審が試合終了を告げる笛を鳴らすと、1-2で敗れた北朝鮮の選手たちは審判団を取り囲むようにして猛抗議。鬼の形相で詰め寄ると、ジャッジに対するフラストレーションを爆発させたのだ。このとき、数人の選手が手をあげようとしたため、大会スタッフが制止。場内が騒然となる異例の事態となった。
国際舞台で醜態を晒す形となった北朝鮮。若気の至りでは収まらない暴挙には、世界的な批判が集まった。地元・中国のスポーツメディア『捜狐』は、試合中のプレーぶりも含めて「とんでもない行為だ!」と指摘。「日本と北朝鮮の試合で非常に物議を醸すシーンがあったことは言及しておく価値がある」と問題視した。
一方で、日本と終盤まで互角に渡り合ったパフォーマンスそのものを擁護するメディアもある。スポーツメディア『新浪体育』は「北朝鮮のクレイジーなプレーで日本は終盤まで抑え込まれた。彼らはタフだった」と肉弾戦を挑んだ北朝鮮イレブンを称賛。同時刻に行われた韓国戦に0-2で敗れた母国代表を引き合いに出し、次のように続けた。
「実力伯仲の試合になると予想されたが、日本は最初の20分は北朝鮮に抑え込まれた。北朝鮮チームの果敢に戦う姿勢には“タフガイ・サッカー”が備わっており、我々のサッカー代表が見習うべきお手本でもあった。序盤から最前線からプレスをかけた北朝鮮に日本は苦戦していた。自陣ですらパスを回すのは困難な場面が見られた。間違いなく北朝鮮の選手たちは勝利のために『一生懸命』だったのだ」
たしかに北朝鮮は身体を張ったプレーで、地力に勝る相手に応戦。日本のイレブンもてこずる場面は見られた。しかし、ラフプレーやSNS上で「スポーツをする資格はない」とまで言われた審判に対する暴挙はいただけない。批判は当然だろう。
2023/10/3
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