【中央日報】100年前から10月になると「ノーベル賞煩い」…世界でもここまで執着するのは韓国だけ

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【中央日報】100年前から10月になると「ノーベル賞煩い」…世界でもここまで執着するのは韓国だけ

1: 昆虫図鑑 ★ 2023/10/02(月) 16:08:35.71 ID:yxFWVXY+
(略)

10月。「ノーベル賞煩い」の季節がまたやってきた。2日の生理学・医学賞を始め、3日の物理学賞、4日の化学賞まで科学部門ノーベル賞受賞者の発表が続く。続いて5日には文学賞、6日は平和賞、9日は経済学賞の順で今年受賞者が発表される。今年韓国からノーベル賞を受賞する人物は出てくるだろうか。ノーベル賞シーズンが近づくと、政府はもちろん学界などあちこちでノーベル賞に関する行事が続く。先月24日には韓国科学技術アカデミー主催でノーベル賞受賞者と討論する行事がソウルで開かれている。なぜ我々はここまでノーベル賞煩いを病んでいるのか。ノーベル賞とは何か。問いを借りてその答えを探ってみたい。

(1)ノーベル賞はなぜ最高の賞なのか

ノーベル賞、特にノーベル科学賞の権威は歴代受賞者の功績が作ったといえる。過去120年余りのノーベル賞の歴史を振り返ってみると、世界のどのような人が見ても「受賞するべき人が受賞した」という評価が出る。ノーベル賞を長く研究してきた浦項(ポハン)工大のイム・ギョンスン名誉教授は「ノーベル科学賞受賞者のリストを見ると伝統科学の歴史をそのまま反映している」とし「物理学の歴史を書くとするなら、ノーベル賞受賞者を中心に書けば間違いない」と話した。その他の要素もある。「人類に貢献した人のために遺産を使ってほしい」というアルフレッド・ノーベルの意味ある遺言と、100年以上継承されている巨額の賞金などもノーベル賞の権威を守っている要素だ。今でも単独受賞者には1000万クローナ(約1億3700万円)が授与されるが、最初だった1901年当時の賞金も15万クローナに達した。ノーベル委員会は物価上昇を考慮して賞金額の実質価値を120年前とほぼ同じ水準に合わせている。結局ノーベル委員会の徹底かつ持続的な管理が賞の権威を1世紀を超えて維持している秘訣だということだ。

(2)ノーベル賞は誰がどのように選ぶか

ノーベル賞選定作業は発表1年余前から始まる。

ノーベル委員会はその年の受賞者発表1カ月前の9月に各分野別に世界専門家1000人に推薦依頼書を発送する。委員会はこのように入ってきた推薦書を300人程度に絞る。その後討論と審査を経て7月までに候補を圧縮して、8月末に最終候補1人を投票で決める。続いて9月に30人で構成された分科別専門家グループの評価を経て10月王立アカデミーが最終決定する。選定過程は秘密裏に進められて、受賞者も発表直前に通知を受けるほどセキュリティーが徹底的して維持される。審査過程は規定により50年間公開されない。

(3)「ノーベル賞煩い」は韓国だけの現象か

ノーベル賞受賞の便りは先進国メディアも主要ニュースとして扱う。最も多くの受賞者を輩出した米国も例外ではない。ニューヨーク・タイムズは先月27日、「2023年ノーベル賞について知っておくべきこと(What to Know About the 2023 Nobel Prizes)」と題する記事を通じてノーベル賞シーズンが始まったことを知らせた。日本の読売新聞は先月24日、3部門のノーベル科学賞受賞が有力な自国科学者を紹介するなど最近になって連日ノーベル賞関連記事を出している。だが、韓国はまだ科学賞受賞者は一人も輩出できないために毎年「煩い」を続けている。ノーベル科学賞は韓国歴代大統領の常連発言でもあった。「ノーベル賞が出てくる時になった。一度出てくればあとはあふれるように出てくるだろう」〔尹錫悦(ユン・ソクヨル)〕、「日本が22人のノーベル科学賞を受賞している間、我が国は候補にも入れることができずにいる」〔文在寅(ムン・ジェイン)〕、「我々ももっと基礎科学に投資をすれば10年内にノーベル賞を受賞できると期待する」〔李明博(イ・ミョンバク)〕、「そろそろ我が国からもノーベル科学賞受賞者が出てくるべきだ」〔盧武鉉(ノ・ムヒョン)〕--。イム・ギョンスン名誉教授は「韓国がとりわけノーベル賞に執着するのは事実」としながら「世界中どこへ行っても我々ほどノーベル賞を渇望している国はない」と話した。

中央日報
https://japanese.joins.com/JArticle//309678


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