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カブス・鈴木誠也、最終戦欠場で2年目終了 打率.285&OPS.842、日本人右打者最多20発
BASEBALL KING
カブス・鈴木誠也
○ ブリュワーズ 4 - 0 カブス ●
<現地時間10月1日 アメリカンファミリー・フィールド>
カブスの今季最終戦は完封負け。スタメンを外れた鈴木誠也外野手(29)はそのまま欠場し、激戦となったメジャー2年目を終えた。
カブスは前日にポストシーズン進出の可能性が消滅。この日は鈴木だけではなく、ベリンジャーやスワンソンら、多くの主力選手がスタメンを外れた。
メジャー2年目の今季は春季キャンプ中に左脇腹を痛め、熱望していたWBCの日本代表入りを断念。シーズン初出場は4月14日(日本時間15日)のドジャース戦となり、今季初安打は同戦での1号ソロとなった。
5月は月間打率.319をマークするなど順調な滑り出しとなったが、6月は同.177、7月も同.240と低迷。シーズン通算打率も一時.245まで落ち込み、トレードで新戦力が加わった8月上旬はスタメンを外れる試合が増え始めた。
それでも、8月18日(同19日)のロイヤルズ戦から6度のマルチ安打を含む10試合連続安打をマークするなど復調をアピール。ポストシーズン進出争いが激しくなった9月は外せない主力打者となり、月間打率.370、7本塁打、26打点、OPS1.119の好成績をマーク。月間MVP候補に挙がるほどの大活躍を見せた。
チームは惜しくもポストシーズン進出を逃したが、鈴木はメジャー2年目で初の規定打席をクリアし、シーズン通算で打率.285、20本塁打、74打点、OPS.842をマーク。浮き沈みが激しかったもののシーズンを完走し、日本人右打者最多の20本塁打、OPS.842はリーグ全体15位に君臨するなど、進化した姿を披露し2年目を終えた。