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バレー五輪予選兼W杯 男子日本代表、エジプトにフルセットで逆転負けし、初黒星 石川祐希主将「勝ち続けるしかない」
日本チームのスターティングメンバーは、石川祐希(主将)、西田有志、小野寺太志、山内晶大、関田誠大、髙橋藍、リベロ・山本智大。
第1セット、序盤は競り合いからエジプトに3連続得点されるが、日本が小野寺のサーブブレイクで5連続得点し、11-7とリードを奪う。山内のクイック、石川のパイプで16-10とリードを守り、エジプトはタイムアウトを使い果たす。2枚替えで入った宮浦が20点目を決めると、石川の攻撃、小野寺のサービスエースもあり、髙橋藍のパイプで23-14と日本が突き放し、宮浦のスパイクでセットポイント。最後も宮浦がサーブで崩して25-14で日本がセットを先取した。
第2セット、西田の硬軟織り交ぜた攻撃などで日本がリード。中盤は石川の2本のサービスエースなどで14-7とする。セット後半は山内のサーブブレイクで5連続得点。終盤は西田のサービスエースも出て、その西田がバックアタックも決めて22-9。髙橋藍のサーブも冴え、石川のブロックでセットポイント。最後は小野寺のクイックで25-10と、日本がサーブで徹底して相手を崩し、点差をつけてセットを連取した。
第3セットは序盤から相手にリードされる展開に。8-11の場面で日本はたまらずタイムアウトをとる。その後も日本は第2セットのような流れに乗れず、エジプトのリードが続き、13-18で2回目のタイムアウト。終盤は髙橋藍らの活躍で追い上げ、21-23の場面で相手がタイムアウト。タイム明けは西田のサービスエースも出たが、最後はロングラリーをエジプトが制し、23-25で惜しくもセットを落とした。
第4セット序盤は競り合うが、日本の攻撃がなかなか噛み合わず、相手が3連続得点して6-8で日本がタイムアウト。しかし、日本のミスが目立ち、相手リードのままセット後半へ。日本は1点差までは追い詰めるもリードすることができず、最後は相手に決められ、第3セットと同じ23-25でこのセットも失う。
第5セット、2セットを取り返したエジプトがこのセットもリードするが、日本は小野寺のクイックで5-5と同点に。しかし、その後、石川のサーブミスで7-8でコートチェンジとなる。セット後半も一進一退の攻防となるが、10-9と日本が逆転する。しかし、日本の攻撃が止められて12-13と再度逆転され、日本がタイムアウト。タイム明けにセットポイントを握られ、最後は日本にネットタッチがあり、逆転負けを喫した。
石川祐希主将は「まだ全然出場権獲得の可能性はあるので勝ち続けるしかない」と思いを込めた。
次戦はチュニジアと対戦する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/aad37752069ce0893d9d284af25d096ba88a7aec
https://i.imgur.com/QjWyjZQ.jpg