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【実話】巨人、バウアーに年俸15億用意 ソフトバンクは総額30億円
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DeNA退団で“バウワー争奪”!? 巨人とソフトバンクで白熱する札束合戦
セ・パの優勝が決まる中、DeNAベイスターズ所属の「ユーチューバー」トレバー・バウアー投手(32)をめぐり、争奪戦が本格化している。巨人が球界歴代最高の単年15億円を用意すれば、ソフトバンクは総額30億円の〝札束合戦〟。V逸の金満2強が「裏日本シリーズ」――。
来季は三浦ベイスターズの4年目。当然、契約延長を願っているが、親会社の財布の紐は固い。最大でも2億円増の総額8億円程度で更新を目指している模様だが、バウアーの代理人で赤髪のレイチェル氏は「MLBの評価は33億円」と応じる考えはない。バウアー自身もYouTube制作に何人ものスタッフを抱えていることから、12億円が最低条件と譲らず、来季の交渉は暗礁に乗り上げている。
プロ野球の歴代最高年俸は田中将大の9億円(楽天、2021年)、2位が菅野智之の8億円(巨人、同)。ソフトバンクは今季、MLBの元救援王ロベルト・オスナを獲得したが、年俸は6億5000万円。バウアー陣営の要求は、日本の水準をはるかに超えている。
このタブーに切り込もうとしているのが、巨人だ。日本在住の代理人関係者の間では「ヨミウリが1年15億円でバウアーと合意」との情報が流れている。「CSの残り1席を巨人とDeNAが激しく争っていることを思えば、バウアーがあっさり戦列を離れたのは巨人と〝握ったから〟ではないか」との疑念とともに…。
ところが、3年連続でパ・リーグ優勝を逃したソフトバンクがバウアー獲得に緊急参戦したことで新たな局面を迎えている。福岡のテレビ局幹部が話す。
「ソフトバンクは今季も補強に81億円を費やしたが、2位争いに汲々としている。そこで孫正義オーナー(66)が中途半端な補強はせず、MLB価格でバウアーを獲れと。この一言で、異次元の補強策が浮上した」
本誌が得た情報によれば、バウアーの来季年俸は総額15億円。しかし、同額のオプションを付ける。成績に応じた出来高払いではなく、バウアーの個人会社を支援するファンド投資のスタイルという。