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エンゼルス・大谷翔平が満票MVP 米有力サイト予想投票 44本塁打&10勝「打撃だけでもふさわしい」メッツ・千賀は新人王“次点”
同企画は同サイトの担当記者や編集者およそ30人が各賞3~4人の有力候補から1人を選ぶというもの。エンゼルスが所属するア・リーグのMVP候補には大谷のほか、首位打者のシーガー(レンジャーズ)、30本塁打&30盗塁を達成したロドリゲス(マリナーズ)が挙がったが、投票者全員が大谷を選んだ。
メジャー6年目の今季は投打同時出場23試合を含む、135試合に出場し、ア・リーグ最多の44本塁打、打率・304、95打点、20盗塁をマーク。本塁打数は2位のガルシア(レンジャーズ)とロベルト(ホワイトソックス)に6本差(27日現在)をつけており、日本選手初のタイトル獲得は濃厚な状況だ。投手としては10勝5敗、防御率3・14。史上初めて2年連続で2桁勝利&2桁本塁打を達成し、2年ぶり2度目のMVP受賞が確実視されている。
同サイトのエンゼルス担当ブラム記者は「接戦になるはずがない。けがと不甲斐ないチームのためにショウヘイ・オオタニのシーズンは残念な終わり方をした。しかし、史上最高のシーズンであったことは間違いない」と断言。カブス担当のシャルマ記者は「簡単な決断だ」と言えば、野球分析を専門とするサリス記者は「(選出理由は)投げて打つからではない。今季のオオタニは打撃だけでも2位の選手よりもふさわしいだろう」と説明した。
大谷以外の日本選手ではメジャー1年目の千賀滉大投手(メッツ)と吉田正尚外野手(レッドソックス)が各リーグの新人王候補に挙がった。千賀はチーム最多の29先発、166回1/3投球、12勝、202奪三振、防御率2・98をマークし、吉田は打率・287、15本塁打、71打点(27日時点)の成績を残したが、得票はなかった。
▽各賞の結果は以下の通り。
MVP
ア・リーグ…大谷(エンゼルス)100%、シーガー(レンジャーズ)0%、ロドリゲス(マリナーズ)0%
ナ・リーグ…アクーニャ(ブレーブス)72・4%、ベッツ(ドジャース)27・6%、フリーマン(ドジャース)0%、オルソン(ブレーブス)0%
サイ・ヤング賞
ア・リーグ…コール(ヤンキース)100%、カスティーヨ(マリナーズ)0%、ゴーズマン(ブルージェイズ)0%、グレイ(レンジャーズ)0%
ナ・リーグ…スネル(パドレス)72・4%、ギャレン(ダイヤモンドバックス)10・3%、スティール(カブス)6・8%、ウェブ(ジャイアンツ)6・8%、ストライダー(ブレーブス)3・4%
新人王
ア・リーグ…ヘンダーソン(オリオールズ)96・6%、カサス(レッドソックス)3・4%、ヤング(レンジャーズ)0%、吉田(レッドソックス)0%
ナ・リーグ…キャロル(ダイヤモンドバックス)100%、千賀(メッツ)0%、スティアー(レッズ)0%
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a4c976d9eb4998c610e73fb95a9670a7e49a6eb