あわせて読みたい
海外スターがアジアツアーで”韓国を避ける『コリアパッシング』が頻発、その理由は?=韓国ネット「K-POPの国なのに」
今月23日、ポスト・マローン来韓公演が京畿(キョンギ)道・高陽(コヤン)のKINTEXで行われた。全3万席のうち2万席がスタンディングだったが、観客から「ステージはおろかスクリーン画面もよく見えなかった」と不満が続出したという。KIINTEXはもともと展示場で、今回は展示ホールを複数合わせて公演場を設置したが、ステージの高さが不十分だったためという。
海外のスターが来韓公演を行う場合、ソウル・蚕室(チャムシル)総合運動場の主競技場が会場となってきたが、現在、施設老朽化のため改装中で、再オープンは26年の予定となっている。
今回KITNTEXが会場となったのはそのためだが、施設の問題だけでなく、首都圏からのアクセスの悪さも問題視されている。今年初めに韓国の人気グループ・SHINee(シャイニー)がKINTEXでファンミーティングを開催する予定だったが、「KINTEXは公演会場としてふさわしくない」とするファンからのボイコットにより、蚕室の室内体育館での開催に変更になる騒ぎもあった。ソウル市内の高尺(コチョク)スカイドーム(約2万席)、KSPOドーム(オリンピック公園体操競技場、約1万5000席)などもあるが、「海外の大物スターの場合は5万人以上を収容可能な会場でなければ収支が合わない」(公演業界関係者)とされている。条件に合うのが蚕室主競技場だけという状況だ。
このため「コリアパッシング」が発生しており、最近コールドプレイやテイラー・スウィフトがアジアツアーの計画を発表したが、「日本はもちろん台湾、マレーシアの名があがる中、韓国は排除された」と記事は伝えている。12月に予定されていた「現代カード スーパーコンサート」も、5万人以上収容可能な会場が韓国内にないとの理由で取りやめとなった。
韓国企業による公演場建設計画も滞っているという。CJライブシティーが2兆ウォン(約2200億円)を投じて京畿道・一山(イルサン)に6万人規模の音楽専門公演場「CJライブシティーアリーナ」の建設を進めていたが、工事が中断されて5カ月になる。韓国電力が「付近の変電所の容量が飽和状態になり、電力を遮断せざるを得ない」と通達してきたためだという。
こうした状況を受け、国土交通部が「官民合同建設投資事業調整委員会」を通じ、CJライブシティー工事中断問題を検討すると明らかにしたが、事実上、来年6月の完工計画の支障は避けられない見通しだという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「5万人以上の競技場(または公演場)を建設できない理由。ふだん、5万人もの観衆を集められるようなコンテンツがないからだ」「(大規模公演場がないのは)ふだん他に使い道がないから。以上」「K-POPの国なのに、理解できない。専用の公演場があるべきだ」「韓国人は経済力に対して、観覧や公演をあまり好まない。そのお金があったら酒を飲んだりカラオケをしに行くね」「公演場なんて必要ない、土地があるならマンションを建てよう、という発想なんだろ」「市場が小さいからスルーされるんだよ。大規模観客動員は望めない。韓国が嫌いだから来ないわけじゃないでしょ」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)
引用元:https://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plus/1695944061/
続きを読む