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アジア大会サッカー男子準々決勝で中国と対戦する韓国が異常警戒 開催国びいきの判定に懸念
実力的には韓国有利となりそうな中、韓国側は開催国を警戒。その一端が決勝T1回戦でも見て取れたようで、韓国メディア「ネイトニュース」は中国の〝暴挙〟を報じている。この試合は中国が、前半3分に先制すると露骨な時間稼ぎに出たとし、中国に有利な判定もあったという。
象徴的なのは6分と表示された後半アディショナルタイム。中国選手のラフプレーをきっかけにベンチにいたメンバーを含めた両軍がもみ合う場面が展開された。その後カタールGKを倒した中国選手にイエローカードが提示されたが、同メディアは、そのほか中国選手のひじ打ちなどが見られたと伝えた。
アディショナルタイムでは多くの時間がそんな状況で流れたが、主審は後半51分40秒ほどで試合終了のホイッスルを鳴らした。アディショナルタイムの追加時間があってもおかしくなかったが、ほぼ表示された「6分」の通りに終了したため、試合後にはカタール選手が主審に駆け寄り、激しく抗議するほどだった。
韓国側としては、1日の準々決勝で同じ光景が繰り返される懸念があるというわけだ。今大会決勝トーナメント前には、元韓国代表のイ・ヨンピョ氏が同国放送局「KBS」のユーチューブチャンネルで、8強での韓中戦を予測した上で「中国のホームであるうえ、今回はVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)もない。対戦することになれば、圧倒しなければならない」。接戦になれば、相手有利の判定に泣くかもしれないと指摘していた。
決勝まで日本と当たらないトーナメントとなったが、韓国にとって4強入りをかけた戦いもヤマ場となりそうだ。
東スポWEB
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a4a0b9430d238a6b6c8bdb00bc82c23801f43a7