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【巨人】原監督「続投」巡り割れる賛否 人事&補強〝凍結〟で待たれるオーナー決断
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もがき苦しみながら戦った2023年シーズンが無念の終戦となると、一気に動きだすのがストーブリーグだ。通常であれば、来季に向けたコーチ人事の見直しや戦力補強の方向性などが具体化していくが、現状は〝凍結状態〟に近いという。
その最大の要因は原監督が来季も続投するのか、交代するのかが不透明な点にある。というのも、監督の人事権を握る山口オーナーに目立った動きがみられないからだという。球団関係者は声を潜めながら「まだ山口オーナーが原監督と会って何かを伝えたという話は聞いたことがない。そこが正式に決まらないことには、何も決められない。監督の契約は来年まで。続投は当たり前でシーズン終了まで伝える必要がないと考えているだけかもしれないが…」と打ち明けた。
去就が不透明な状況に球団内からはさまざまな声が上がっている。
別の球団スタッフは「原監督も年齢的なことがある。プロ野球の監督をやれるのも今回の3年間が最後という思いでやっているはず。ここ数年間の悔しさを晴らすには、来季やり返すしかない。監督業の悔しさは監督業でしか晴らせない」と力を込め「ルーキーの門脇や秋広など楽しみな若手も出てきた。この芽をさらに大きく育ててほしい」と熱弁を振るった。
一方で、続投に否定的な声もある。「結果責任を負うのも監督の仕事の一つ。2年連続でBクラスという事実は重い」とし「実績で原監督の右に出る人はいない。WBCでも世界一に導いた。もう十分やってこられた。プロ入り前からスター街道を歩まれてきたので、これ以上〝晩節を汚す〟のもバッシングにさらされるのも見ていてツラい」と目を落とした。
原監督は今回の3年契約を結んだ際、本紙に「人生というのは他動的。自分が監督をやりたいと思っても、できるポジションではない。(自分の)年齢的な部分もあるし、しがみついて野球をやろうという気持ちはまったくない」と胸中を明かしていた。原監督、そして山口オーナーの決断は――。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0782235373e2fb1975f263bb1ec657d1fa7247c7
何も考えることなく当たり前のように続投かも知れない