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ラグビーW杯・プールD イングランドがチリを71-0で破り3連勝 代表デビュー戦の20歳ヘンリー・アランデルは5トライ挙げる大活躍
前回大会準優勝のイングランドが、初出場のチリに71―0で大勝し、負けなしの3連勝。総勝ち点を14とし、2大会連続9度目の準々決勝進出を確実にした。
敗れたチリは3連敗となった。
34―12で勝った日本戦から先発13人を変更したイングランド。序盤はボールロストやターンオーバーから自陣深くまで攻められるシーンがあったものの、我慢の
ディフェンスで切り抜けると、前半20分にスクラムを起点にWTBアランデルが先制トライ。その後は完全に試合の主導権を掌握すると、前半だけで5トライを挙げ、
早々とボーナスポイントを確定させた。
後半も一方的なペースとなり、同8分にはアランデルがハットトリックを達成。W杯デビュー戦となった20歳はさらに2トライを追加して、1試合5トライでトライランキングでも
一気に首位浮上。03年大会のウルグアイ戦でジョシュ・レジーがマークした同国の1試合最多トライ記録にも並んだ。
結局イングランドは前後半計11トライで圧勝。危険なタックルによる出場停止処分が明けたSOファレル主将も今大会初先発でフィフティーンをリードするなど、
必要不可欠なスキッパーも帰還するなど、明るい材料がそろう圧勝となった。
大会前はフィジーに史上初めて敗れるなど、不振が伝えられたイングランド。しかし初戦のアルゼンチン戦でほぼ80分間を14人の戦いを強いられながら、SOフォードが
3DGなどで全27得点を叩き出して勝利。完全に復調を果たして日本、チリにも完勝。準々決勝進出もほぼ確実とし、5大会ぶり2度目の優勝への期待も高まってきた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/93c2abb766bca9a0929774904035fb910e92e446