巨人が原辰徳監督(65)の退任を目論んだ? WBC監督人事の裏で起きた“功労者切り”の真相とは《2年連続Bクラスなら史上初》

巨人が原辰徳監督(65)の退任を目論んだ? WBC監督人事の裏で起きた“功労者切り”の真相とは《2年連続Bクラスなら史上初》

巨人が原辰徳監督(65)の退任を目論んだ? WBC監督人事の裏で起きた“功労者切り”の真相とは《2年連続Bクラスなら史上初》

1: 名無しさん@恐縮です 2023/09/27(水) 12:26:19.26 ID:TOrMkcNE9
 2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けた日本代表の次期監督に井端弘和氏(48)が就任する運びとなった。任期は来年11月のプレミア12までで、WBC本番の監督を1年後に選び直すことが前提の“暫定政権”のようだ。

 そしてWBC本番の本命は、2009年のWBCで優勝経験がある現巨人の原辰徳監督(65)だという。

「代表監督就任を名目に身を引いてもらう」というプラン

 今年の春、栗山英樹前監督(62)が大谷翔平(エンゼルス)を中心としたチームで世界一に輝いたことで、侍ジャパン監督のハードルは一気に上がった。栄誉あるポストではあるが、うかつに引き受ければ火中の栗を拾う羽目になる。

 元大リーガーのイチロー氏(49)や松井秀喜氏(49)をはじめ、多数の候補者の名前がメディアを賑わせては消えた。一部で就任が報じられた工藤公康氏(60)のほか、古田敦也氏(58)、高橋由伸氏(48)、松坂大輔氏(43)、ロッテの吉井理人監督(58)らは就任の打診に難色を示したという。複数の球界関係者によれば、原監督も打診を受けて断った1人のようだ。

 原監督の2度目の代表監督就任を主導したのは、日本野球機構(NPB)ではなく、巨人の親会社である読売新聞社だったという。これまでも読売は、WBC日本ラウンドの主催者として代表監督人事には強い影響力を保持してきた。さる球界関係者が明かす。

「読売は原さんを代表監督に就ける道を模索していました。というのも、シーズン中盤に巨人は優勝の目がほぼなくなり、もしBクラスに沈めば同一監督では球団史上初の2年連続になる。しかし原さんはチームが不振の時期に三顧の礼で招いた功労者でもあり、契約が2024年まで残っているので解任も難しい。そこで出たのが『代表監督就任を名目に身を引いてもらう』というプランだったんです」

 振り返ると、2009年のWBC代表監督選考も難航した。最終的に原監督が「全日本の監督は名誉なこと。たらい回しされるようなことではいけない」と男気で引き受けた経緯がある。

 しかし、今回は首を縦に振らなかった。

 原監督の巨人での勝利数はすでに「V9」の川上哲治元監督を超え、球団史上最多になっている。しかし昨年はBクラスに終わり、今シーズンも26日時点で3位と3ゲーム差の4位だ。

「このまま負けたままでは終われないという気持ちが相当に強く、引き際の形にこだわっている。年齢的に、巨人で監督をやるのは今回が最後。今年優勝していれば代表監督を引き受ける可能性はあったが、今の形ではプライドが許さないのだろう」(巨人の球団関係者)

井畠氏にとっても、代表監督が1年で終わるのは都合がいい

 最終的に選ばれた井端氏も、条件的には「若手の日本人代表監督」というNPBの構想には合致する。現役時代は「アライバ」の二遊間コンビで中日の黄金期を支え、13年のWBCでも活躍した。晩年は巨人でプレーし、読売とのパイプも持つ。指導者としても東京五輪日本代表のコーチ、U12日本代表監督を歴任した。

 ただ歴代の日本代表監督と比較するとネームバリューでは見劣りし、スポンサーを納得させる人選とは言いがたいのも事実だ。栗山監督のように大谷と特別な関係があるわけではないことも“つなぎ”にとどまっている所以だろう。まずは来年のプレミア12までの采配で評価されることになる。

 ただ実は井端氏自身も、次回のWBCまでの監督就任については躊躇する事情を抱えている。中日OBの1人はこう指摘する。

「井端は“ポスト立浪”の有力候補なんです。2021年に立浪和義氏が中日の監督に就任した際にヘッドコーチで呼ぼうとした経緯があるなど、中日内では井端の指導力や理論に対する評価は高い。立浪監督の契約が切れる来オフに“井端監督”が誕生する可能性は十分にある。本人もそれはわかっているはずで、代表監督が1年で終わるのは都合がいい。つまり暫定の代表監督就任は、NPB側と井端側の利害が一致しているんです」

 もし井端氏が立浪監督の後を継ぐとすれば、代表監督の座は再び空席となる。その時、契約通りなら原監督はフリーになっている。

「読売は改めて原監督の擁立に動くでしょう。巨人が来年いい成績を残せれば花道になるし、優勝できなければ3年連続のV逸になり身を引くしかなくなる。いずれにしても今年よりは、はるかにタイミングがいい」(前出の球界関係者)

 とはいえ、1年もたてば候補者たちの状況が一変している可能性は十分にある。まずは波乱含みの船出となった「井端ジャパン」を見守りたい。

https://bunshun.jp/articles/-/65991



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