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大谷翔平の欠場は“野球不毛”の欧州でも話題に 独誌は「それでもMVPは揺るぎない」と異能ぶりを再強調!
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欠場決定後にダグアウトで姿を見せた大谷。その表情はリラックスした緩やかなものだった。(C)Getty Images
大谷翔平(エンゼルス)の今季残り試合の欠場というニュースは海を越え、“野球不毛の地”でも話題となっている。
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現地9月16日にエンゼルスは、右脇腹を痛めて欠場が続いていた大谷を負傷者リスト入りさせると発表。これによって今季の残り試合の欠場も決まった。決定を公表したペリー・ミナシアンGMは「彼は早めに手術を受けて、2024年に準備したいと考えている」と本人の意思を尊重したうえでの決定だったと明かした。
満身創痍の状態ではあった。8月23日(現地)に右肘内側側副靭帯の損傷が判明した大谷。その後も打者として出場を続けてきたが、今月4日の打撃練習中に右脇腹の炎症が明らかになり、「何らかの医療処置は必要」(ネズ・バレロ代理人談)という予断を許さない状況となっていた。
そんな大谷の完全欠場は、ヨーロッパでも驚きをもって報じられた。ドイツ誌『Kicker』は「唯一無二のユニコーンであるショウヘイ・オオタニのレギュラーシーズンは2週間も早く終わりを迎えた」とレポート。そのなかで「それでもオオタニのシーズンMVPは揺るぎない。打者としても、投手としても傑出している資質が、それ(MVP)を確実なものとし、彼の名を特別なものにしている」と改めて一大センセーションを巻き起こした二刀流を称えた。
また、「サッカーの母国」とされるイングランドでも大谷の離脱はニュースとなっている。英紙『Daily Mail』は、「今オフにフリーエージェントが迫っている影響もあり、大谷は2023年シーズンの残り試合を欠場する決断をした」と報道。そして、気になるオフの去就について読み解いている。
「この先、オオタニの評価がどう変わっていくは不透明だ。しかし、右肘を痛めるまで、多くのアナリストたちは彼が野球史上初の6億ドルプレーヤーになるだろうと予測していた。いったいどうなるかは時間だけが解決してくれる」
野球人気が低いヨーロッパでもニュースとなる大谷。彼の再起に向けた動きには、文字通り世界中が熱視線を送っている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc1c2456d55b99a0379f8a2e40c19629e2dbfec6
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