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阪神さん、故横田選手のユニと共に14日巨人戦に挑み、なんか負けられない雰囲気になる
https://news.yahoo.co.jp/articles/1341b96c4932ef5e320d91da031a0982e5518c06
“ヨコも一緒に舞うぞ”!阪神が18年ぶり6度目のリーグ優勝を果たした際に予定される岡田彰布監督(65)の胴上げで、今年7月に脳腫瘍で亡くなった横田慎太郎さん(享年28)の現役時代のユニホームを掲げることが13日、決まった。同期入団の岩貞祐太投手(32)らが鹿児島に住む横田さんの両親から背番号24を託され、最高の瞬間をともに分かち合う。
頼れる“お兄ちゃん”たちの手に支えられ背番号24が、歓喜の瞬間に立ち会う。7月18日に脳腫瘍のため28歳の若さで亡くなった横田さんの訃報は、ナインを深い悲しみに包んだ。同月25日の巨人戦(甲子園)では追悼試合も実施。観戦に訪れた遺族の前で、勝利を届けることができた。
突然の別れとなったあの日を境に、現役時代にともにプレーした多くの選手たちは“ヨコの分まで”と思いを一つにして戦い、悲願のリーグ優勝はもう目前に迫っている。
だから最後も一緒に――。
胴上げには同じく同期入団で、現在は左尺骨骨折で復帰へ向けて懸命にリハビリに取り組んでいる梅野も参加することが決定している。当日、胴上げ投手を務める可能性もある岩崎も含め、横田さんにとっては同期入団である頼もしい“お兄ちゃん”たちの手で、ユニホームが掲げられることになりそうだ。
7月25日の追悼試合ではその3人がそろって活躍し、試合後にはウイニングボールを家族へと届けることができた。岩貞は「(同期の)3人はプレーはもちろんですが、ヨコのためにも、気持ちを示していかないといけない。僕らは10年目としてやっていて、3等分してヨコの気持ちを背負っていく」と決意し、ここまでプレーしてきた。
最高の瞬間をともに――。歓喜の輪の中、背番号24も、チームとともに“舞う”。
https://bunshun.jp/articles/-/47122?page=2
最初に診断を受けたとき、病院から提案されました。
「ほかの病院も回って、本当にここでいいと思ったら来てください」
でも、主治医となる先生と話した母は、「この人なら」と即決しました。
「甲子園の風が届くところで治療させてください」
そう言ってお願いしたのです。