あわせて読みたい
【戦況】ウクライナ軍、2015年以降ロシアが占拠していたクリミア沖の石油掘削施設を奪還 国防省「クリミア奪還に大きく近づく」
この掘削施設は「ボイコ・タワー」と呼ばれ、2014年のクリミア半島併合直後からロシアの支配下にある。
ウクライナ国防情報総局によると、ロシアはタワーをヘリの着地場やレーダーの配備場所に使用していたという。
国防情報総局は今回、同局の部隊がボイコ・タワーの掌握作戦を実施したと説明。
ヘリ用のUAM(無誘導航空機ミサイル)や、黒海上の船の動きを追跡できるレーダーを奪取したことを明らかにした。
作戦中には、ボートに乗ったウクライナの特殊部隊とロシアのSu30戦闘機の間で戦闘が起きる場面もあった。
戦闘の結果、ロシア軍機は攻撃を受けて撤退を余儀なくされたという。
英国防省は先月ボイコ・タワーの支配を巡る衝突に言及した際、タワーについて
「部隊の展開拠点やヘリパッド、長距離ミサイルシステムの設置場所」として機能しうると述べてい
た。
CNN
https://news.yahoo.co.jp/articles/b6bf63297c8bc22b583026fe320875b491f83a2b
別ソース
クリミア半島近くのガスや石油の採掘施設を奪還 2015年以降ロシア占拠 ウクライナ国防省が発表
ウクライナ国防省は、クリミア半島近くの黒海にあるガスや石油の採掘施設を奪還したと発表しました。
これらの施設は2015年以降、ロシアが占拠していました。
ウクライナ国防省の情報総局は11日、ウクライナ軍がオデーサとクリミア半島の間の黒海に位置する複数のガスや石油の採掘施設
「ボイコ・タワーズ」を奪還したと発表し、映像を公開しました。
これらの施設はロシア軍が2015年から占拠し、さらに去年2月のウクライナ侵攻以降、ロシア軍が、ヘリコプターの発着場として使ったり、
レーダーを配備したりして使っていたということです。
奪還作戦を行ったウクライナの特殊部隊は、ヘリコプターに搭載するミサイルや、船舶の動きを監視するレーダーシステムを押収しました。
また、この作戦の途中、ボートに乗ったウクライナ軍の特殊部隊と、ロシア軍のスホイ30戦闘機との間で戦闘になり、
ロシアの戦闘機は被弾して撤退したということです。
ウクライナ国防省は、この施設の奪還によって、
「ロシアは黒海の海域を完全に支配する能力を奪われ、ウクライナはクリミア奪還に大きく近づくことになる」と強調しました。
ABEMA TIMES
https://news.yahoo.co.jp/articles/3764b3fa8a7e15118f670e9bb9f6b8bf6c4f19eb